物理を考えると、パラメータの必要性を感じるかも知れません。
空気抵抗のない空間でものを投げると、放物線の軌道を描きます。
パラメータがなくても、この軌跡の方程式は分かります。
しかし、何秒にどの位置を飛んでいるかということがわかりません。
これを分かるようにするのがパラメータ表示なのです。
具体的にいくと…
投げたものの位置は、テキトーに考えると、
y=1/2・g/v^2・x^2 (v,gは定数) となります。
これは放物線の方程式ですが、いつどこにいるかが分かりません。
ここで、時間のパラメータtを用いるのです。
さっきの方程式は、x=vt , y=-1/2・gt^2となります。
このように、パラメータは軌跡の中のどの位置にいるのかというのを表すことが出来るのです。
つまり、パラメータ表示してくださいと言われたら2つ(以上)の文字を、その関係を崩さないように他の1つの文字を使って表すということになります。