古文
高校生
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古典で助詞の順接と、単純接続ってどういう違いですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

順接は、ある確定した事実(または仮定)がもたらす順当な結果を表すものです。
対して単純接続とは、その名の通り、起こった事柄①と起こった事柄②を単に繋ぐものになります。

例)
(1)順接の確定条件「ば」
四日、風吹けば、え出で立たず。
→「風が吹くので出発できない」という、順当な理由を示す。
(2)単純接続「して」
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
→「絶えることがなくて、もとの水ではない」という、関わりのない事柄2つを単に述べただけ。

よって、
(A)事柄2つに因果関係などはあるのか(あれば順接)、
(B)条件(事実・仮定)を受けて、順当な結果が示されていないか(示されていれば順接)
の2点が見極めるポイントと言えるでしょう。

mikan✎

なるほど!!!
ご丁寧にありがとうございます❀.(*´ω`*)❀.
フォローさせて貰いました。

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