溶液の反応なら参考書の通りですが、水酸化ナトリウムを乾燥剤として使っているのなら学校で教わった通りです。
和光で水酸化ナトリウムのボトルを買うと1ccくらいの結晶の塊がいっぱい入ってますよね。あの塊をデシケーターにいれておいて二酸化炭素を吸収させてやるわけです。結晶は潮解しますが、乾燥剤の役目は果たせるわけです。(高校生だと、学校によっては本とか問題集ばっかりで実験の体験はないのでしょうかね?)
学校では数回しか実験はしたことないですね。
結局、水酸化ナトリウムは二酸化炭素を直接吸収するのでしょうか?それとも潮解したものに溶け込むのでしょうか。さらには、どっちもありうるという事なのでしょうか。(理解力が乏しくてすいません。)
水酸化ナトリウムの結晶表面に二酸化炭素分子が吸着されたときに、問題にしている化学反応が起こり、その結果として炭酸ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムが生成し、それに伴って水分子が生成します。これをマクロには潮解とよぶわけです。そのため、原因が化学反応、結果が潮解です。
(水素ナトリウムの結晶自体は常温で安定なので、密封容器のボトルに入っていればあまり潮解しない)
また、潮解した水溶液にも当然ながら大なり小なりの水酸化ナトリウムがとけ込んでいるので、ここにも二酸化炭素は入り込みます。実際には表面積の効果によって潮解の進行が優先するはずです。
わかりました。
詳しい説明ありがとうございました!
回答ありがとうございます!
それは、詳しく言うとどういった違いで乾燥剤として使っているのか、溶液で使っているのかが分かれているのでしょうか?