理科
中学生

(2)がなぜアになるのか解説お願いします。

図1、図2のような2つのコースをつくり,次の実験を行った。 なお, 2つのコースの水平面に しゃめん かたむ はな 対する斜面の傾きはすべて同じである。 また, 小球はコース面から離れることなく, なめらかに運動 まさつ し, 小球にはたらく摩擦や空気の抵抗は無視できるものとして, あとの問いに答えなさい。 〔福井県〕 [実験] 図1と図2のコースでAに小球を 図1 小球 置き,静かに手をはなしたときの小球の運 ひかく \A 80cm 動について比較した。 (1) 図1と図2のコースで,Gにおける小球 高 60cm さ40cm 20cm 0cm B C D 20cm E F100cm -0cm のそれぞれの速さを比較すると,どのよう 200cm になっているか。 次から選び, 記号で答え 図2 小球 よ。 80cm- \A ア図1のコースの方が速い。 高さ D イ図2のコースの方が速い。 20cm G -20cm ウ 図1と図2のコースは同じ速さになる。 .0cm (2) 思考力図と図2のそれぞれのコースについて, Aに小球を置き, 静かに手をはなしてからG に到達するまでの時間を比較すると, どのようになっているか。 次から選び, 記号で答えよ。 0cm 200cm F 100cm ア図1のコースの方が短い。 イ図2のコースの方が短い。 ウ 図1と図2のコースは同じ時間になる。
運動とエネルギー

回答

図1と図2でGに到達するまでの時間を比較すると、図1のコースの方が短い時間になります。
理由を解説します。

ポイント
力学的エネルギー保存の法則: 摩擦や空気抵抗がなければ、物体の運動エネルギーと位置エネルギーの和は常に一定になります。
運動エネルギー: 物体の運動速度が大きいほど大きくなります。
位置エネルギー: 物体の高さが高いほど大きくなります。

解説
A地点でのエネルギー:
どちらのコースもA地点の高さは同じなので、位置エネルギーは同じです。
小球は静止しているので、運動エネルギーは0です。

G地点でのエネルギー:
どちらのコースもG地点の高さは同じなので、位置エネルギーは同じです。
力学的エネルギー保存の法則により、A地点とG地点の力学的エネルギーは同じなので、運動エネルギーも同じです。
運動エネルギーが同じなので、速さも同じです。

G地点に到達するまでの時間:
図1のコースは、図2のコースよりも高い位置まで上がります。
高い位置まで上がるということは、その分減速する時間が長くなります。
したがって、G地点に到達するまでの時間は、図1のコースの方が長くなります。

答え
したがって、答えはアの「図1のコースの方が短い」になります。

🤡🤡

A地点とG地点では力学的エネルギーは同じでも位置エネルギーが異なるから、運動エネルギーも異ならないんですか?またコースの長さの問題ではなく、速さの問題になります。答えは、図1の方が速い。になります。

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