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✨ ベストアンサー ✨

助動詞の活用において「ら」となるのは『完了・存続の「り」の未然形』のみです。
完了なのか存続なのか、という議論はあまり意味がないので、「存続が正解だ」と言われたら「へぇ、そうなんだ」くらいに捉えれば良いかと(強いて言えば「〜ている」と訳した方が自然なら存続です)。

なお、よく間違われやすい『受身・尊敬・自発・可能の「る」』ですが、こちらは下二段型であり、「ら」という変化はありませんね。

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完了の助動詞「り」の「完了」と「存続」の見分け方ですが、ある動作や状態が継続していて、「~ている」と訳せる場合は存続、そうでない場合は完了と覚えるしかないです。

訳をしてみると、

船頭は鼻歌を歌って、なんとも思っていない。

となります。

「思っている」という文に、打消の助動詞「ず」の意味を追加して、「思っていない」となったわけです。

この、「なんとも思わない」期間が、一瞬だったのか、継続していたかという話です。

例えばですが、教室で男子二人が喧嘩をしていたとしましょう。あなたはそれを見ても、なんとも思いませんでした。

喧嘩をしていて、なんとも思わなかったのは一瞬でしょうか?喧嘩をしている間は、ずーっとなんとも思っていなかったはずです。

例えば、7時13分24秒だけは、なんとも思っていないとするなら、一瞬のことなので完了です。
でも、喧嘩をしている間は一瞬ではありません。この一瞬では無い期間に、ずっとそのように思っていたとするならば、継続になるというわけです。

というように、動作が継続しているのかそう出ないかを見分けるのがポイントになります。

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