古文
高校生
解決済み

次の傍線部の語について、音便を用いないものとの形を答えなさい。
①深き所をば泳いで、浅き所に泳ぎ着く。(泳いに傍線)
解答 泳ぎ
②男は、また、随身こそあめれ。(あに傍線)
解答 ある

この問題について解答のようになるのか解説をしてください。

言語文化 言語 文化 古文 音便 文法

回答

✨ ベストアンサー ✨

①はイ音便です。
カ・ガ・サ行の四段活用動詞の連用形活用語尾「き・ぎ・し」、形容詞の連体形活用語尾「く・しく」が、イ音に転じるものです。
今回では、「泳ぐ」というガ行四段活用動詞の連用形「泳ぎ」の「ぎ」が「い」の音に変わっていますね。

②撥音便の無表記です。
バ・マ行の四段動詞とナ変動詞の連用形活用語尾「び・み・に」、ラ変の連体形活用語尾「る」、形容詞の連体形活用語尾「かる、しかる」、形容動詞ナリ活用の連体形活用語尾「なる」が、「ん」の音(撥音)に転じるものです。

今回は、ラ変「あり」の連体形「ある」の「る」が「ん」の音に変わって「あん」となり、「ん」が省略されたものになります。

ご回答ありがとうございます!

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