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知りたいですか?
一言で言うと遷移元素だからです。
遷移元素の最外殻電子数は必ず2になります。
電子が入る順番というものがあって
基本的には殻の内側(K殻)から入ります。
エネルギー準位が低いとこから入るとか言ったりします。
これは大学で習うことですが
実はK殻やL,M殻の中でもエネルギーに関係して、さらに電子が入る順番というものがあります。(軌道という名前です)
で、3周期目の以降のはなしですが
Arの時点でM殻に8個の電子が入ります。
ですがこの後、殻の順番と電子が入る順番の逆転が起こります。
M殻には本来18個入りますがM殻にエネルギーが低いところから8個入ったところで
N殻に2つ電子を入れるエネルギーの方が低くなります。
これがM殻に8個入ったあと(Ar)に2つの元素(KとCa)がくる理由です。
周期表で覚えるのがCaまでなのもこれが理由です。
Ca以降まで学ぶとなるとエネルギー準位とその逆転のことを学ばないといけなくなるので。
そういうわけでCaまででN殻に2個入ったあと
遅れてM殻に残りの10個が入ります。
これが遷移元素です。
TiはCaの2つ隣なので
N殻の2個が最外殻電子になり
M殻には8個より2個多い、10個の電子が入っています。
わかりすい説明ありがとうございます!