溶質Aの分子量をMAとする。
[Ah] = (0.75 g/ MA g/mol)/100 ml
[Aw] = ((1.00-0.75) g/ MA g/mol)/100 ml
よって、
K = 0.75/(1-0.75) = 3.00
問2
1回目
x g移動したとする。問1と同じ式を組むと、
K= 3.00 = 2x/(1.00-x)
x g= 0.6 g
2回目
水層にはAが1-0.6g =0.4 gなので、そこからy gだけ50mlヘキサンに移動したとすると
K= 3.00 = 2y/(0.4-y)
y g = 0.24 g
よって、移動合計量は0.60 g+ 0.24 g= 0.84 g
よって、より多くAをヘキサンに抽出できるのはヘキサン50ml 2回の方であるといえる。
(補足)
以上と似た理論より洗浄の際、大量の水を一気に使うより少量の水を何回も使った方が汚れはすぐ落ちる。