✨ ベストアンサー ✨
どちらも時間的な順番があるように感じられるかもしれませんけど
ポイントは、
ノーマルの分詞構文の時制は主節と同じ
ということです。
A3の場合は
The train leaves Nagoya at eight は現在形ですよね。
だからarriving Tokyo at tenという分詞構文は
The train arrives Tokyo at ten
という現在形の文を分詞の表現にしてあげてるだけなんです。
これは全体を過去形にしても同じで
The train left Nagoya at eight, arriving Tokyo at ten.
だと
The train left Nagoya at eight,が過去形で
分詞構文の部分は
The train arrived Tokyo at tenに直せます。
名古屋を出発した、そして東京に着いた
という連続した動きを順番に書けばどちらも過去形で書けますよね。
主節が現在形なら、分詞構文も現在形のことを表してる
主節が過去形なら、分詞構文も過去形のことを表してる
それに対してBの完了形の分詞構文は違うんです
Having finished my homework, I went to bed
の場合は、
主節のwent(過去形)よりもfinish my homeworkの部分がさらに前に起きた出来事だとわかる。つまり大過去ですね。
例えば主節が現在形の文だと
Having finished my homework, I can play with you.
主節が現在形なので、Having finished my homeworkはそれより前の過去のこと(もしくは完了の意味で過去から現在にかけてのこと)だとわかる。
3の場合は主節が現在形だったら分詞構文の部分も現在でしたよね。完了形の分詞構文は主節との時制のズレをあらわしているので、主節が現在だったら分詞構文のところは過去のことを表します。
ではないですね。
6はhavingの後ろに過去分詞がないから、完了形ではないです。
普通の動詞のhaveを使って
have a lot of homework
というのを、分詞構文にしただけです。
わかりにくいと感じたのは
Bの、Having finished my homework, I went to bed
の例文が主節が過去だからでしょう。
Bは⭐︎I finished my homework and went to bed
ってことだから
I finished my homework, going to bed
じゃないの?
って思ったんでしょう。
これはBの例文を⭐︎って捉え直した点が間違っているんです。正しくは
I had finished my homework and went to bed
っていうふうに時制の差をつけた文に直すってことですね。
過去完了と過去形と何が違うのって思うかもしれないけど、日本語にないニュアンスだからわからないだけだと思います。
完了形は「そこに至るまでの経緯」に重きを置く表現なのでただ終わったっていうよりは例えば
・(ようやく)終わった とか
・(もう)終わった とか
・(親の予想に反してとっくに)終わってる とか
みたいな感じの意味合いが加わります。
過去形+過去形だと、〜して…した という動作の連続をただ表すだけです。A3の場合はこっちです。