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ベンゼンは臭素とは付加反応は起こしません。
触媒を用いれば置換反応を起こさせることはできます。
シクロヘキセンの間違いです…!シクロヘキサンには付加できませんね笑
・シクロヘキセンの様に水素が付加されている状態ならさらに臭素を付加できるということですか?
ベンゼン環はシクロヘキセンのような二重結合とは異なり、電子が共鳴している特殊なΠ結合という結合をしており安定しているため、一般的に付加反応は起こしにくいです。
ただし、塩素とベンゼンは、光を当てれば反応します。
これは、塩素は酸化力が強く、塩素は光を当てると、非常に激しく電子を求める状態(ラジカル状態)になるからです。
臭素は塩素より酸化力は弱く、光を当てればラジカル状態にすることは可能ですが、ベンゼンと付加反応するほど積極的ではありません。
特殊な触媒を用いて、一時的にベンゼンに臭素を付加させることは可能ですが、この状態は非常に不安定であるため、水素原子は外れて置換反応となります。
ゆえに、高校化学では臭素とベンゼンの付加反応はほぼ起こらないと考えて良いのです。
つまり、炭素原子間の二重結合と、ベンゼン環における二重結合は異なるのです。
イメージで言えば、前者は2人の人が手を繋いだイメージであるのに対し、後者はライブホールで観客がサイリウムをふっているというイメージです笑
電子はライブの状態が楽しく、共鳴していていたいので、ベンゼンは付加反応を起こしにくいです。
この共鳴している電子を無理やりむしり取って自分のものにするのが、ラジカル状態の塩素ということです。
凄く分かりやすいです‼︎ありがとうございました♪(*≧∀≦*)
よかったです(^^)こちらこそありがとうございました。
シクロヘキサンの様に水素が付加されている状態ならさらに臭素を付加できるということですか?
また、ベンゼンは光によりClを付加できるけれど臭素は何をしても付加できないということでしょうか?