✨ ベストアンサー ✨
_原則は、展開して、特定の変数に着目して、降冪(こうべき)の順か、昇冪(しょうべき)の順か、に、並べ変える事です。
_しかし、次の事を知っていると、検算と、途中の考え方のガイドラインとして、とても楽になるので、教科書には書いていないと思いますが、覚えましょう。
_①:【対称式】
_未知数(文字)を入れ替えても、元の式と、全く同じ意味になる式を対称式と言います。
_(b+c)(c+a)(a+b)+abc は、3つの変数がありますね?そして、どの2つの変数の組、詰まり、aとb、bとc,cとa、と言う3種類の組み合わせが考えられますが、どの組み合わせであっても、2つの文字を入れ替えても、元の式と全く同じに成ります。この様な式を対称式と言います。
_そして、対称式を因数分解すると、夫々(それぞれ)の因数の式も対称式に成ります。
_手書きで書かれている式量は、2つ目の因数の式(ca+cb+a²+b²) が対称式ではありませんね?
_ですから、間違っている、と、直ぐに分かるのです。
_②:【交代式】
_交代式は、対称式と同じ様に文字を入れ替えた時に、元の式の -1倍になる式の事です。例えば x-y の xとyとをいれかえたら、y-x となり、-(x-y) と、元の式の-1倍になりましたね?この様な式を交代式と言います。
_交代式を因数分解すると、その因数の式は、交代式と、対称式と、が必ず含まれます。
_例えば、x²-y²=(x+y)(x-y) ですが、元の式 x²-y² と、因数 x-y とは交代式であり、因数 x+y は対称式ですね?
_③【対称式】は正の数、【交代式】は負の数、の、様なもの。
_負の数を偶数回 掛けると、正の数になりましたね?同じ様に、交代式を偶数回 掛けると、対称式となります。①で対称式を因数分解すると、対称式になる、と、書きましたが、対称式と対称式とが因数になる場合もあります。
_例えば、(x+y)²-4xy=(x-y)² となり、元の式 (x+y)²-4xy は対称式で、因数は、交代式が2乗だから、偶数個ある訳です。
_①〜③は、最低限覚えて下さい。
『続く』
詳しくありがとうございます🙇✨
複雑な因数分解苦手なので、頑張って覚えようと思います!