国語
中学生
解決済み

__線①の「行きぬ」、⑤の「取らせつ」の意味と、主語は誰なのか解説をお願いします。
__線①の「行きぬ」の主語は、回答を見ると、ある在家人 となっているのですが、行きぬの直前に「唐人が」と書かれているので、なぜ主語が ある在家人 になるのか疑問です。

2 古文を読んで、あとの問いに答えなさい。 たうじん ざいにん 南都に歯取る唐人ありき。 ある在家人の、樫貪にして、利養を先とし、 こころ 事に触れて、あきなび心のみありて、徳もありけるが、虫の食ひたる歯 を取らせむとて、唐人がもとに行きぬ。歯一つ取るには、銭二文に定め ぜににもん せうぶん たるを、「一文にて取りてたべ。」と言ふ。少分のことなれば、ただも取 こころざま るべけれども、心様の憎さに、「ふつと、一文にては取らじ。」と言ふ。 やや久しく論ずるほどに、おほかた取らざりければ、さらば三文にて、 たま 歯二つ取り給へとて、虫も食はぬに良き歯を取り添へて、二つ取らせて りぶん きず 三文取らせつ。心には利分とこそ思ひけめども、疵なき歯を失ひぬる、 大きなる損なり。これはまうすに及ばず、大きに愚かなること、をこが ましきわざなり。 *南都=奈良時代に都だった平城京のこと。 「 *唐人=中国から渡来した人。 *在家人=出家していない人。 * さき
古文

回答

✨ ベストアンサー ✨

①唐人がもとに行きぬ。という文において「が」は主格の意味を持ち、現代語で言うと「の」と訳します。
ですので、唐人のもとへ行った と訳します。唐人のもとへ行くのは在家人ですよね?よって在家人が答えです。
⑤①の主語がとらえられていれば、在家人は唐人の元へ行って歯を商売に賭けていることがわかります。よって歯をとらせたのは在家人です。

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