古文
高校生

品詞分解お願いしたいです🥲
とくに、敬語のところお願いしたいです‼️
全てじゃなくてもいいので…少しでも教えていただけると助かります✨️🙏🏼

第3問 次の【文章】【文章】は「落窪物語』の一節である。 中納言の娘である女君(本文では「君」)は、幼い頃に実母を亡く おちくぼ ほうえ やしき し、継母(本文では「北の方」)にいじめられて育ったが、権勢家の子息である男君(本文では「大納言」)とひそかに結婚し、その 後は男君の邸で幸せに暮らしていた。数年後、女君は父中納言との再会を果たし、男君の提案で父の幸福を祈る法会を父の邸 で行うが、その時、女君の異母姉妹である三の君は、参列者の中にかつての夫を見つける。【文章Ⅰ】は、法会の前夜、継母が 女君と対面する場面から始まる。【文章】は、法会が終わった直後の場面である。【文章Ⅰ】と【文章Ⅱ】を読んで、後の問い (問1~6)に答えよ。 (配点 50) 【文章Ⅰ】 たま ほんじゃう (注1) 北の方、いかがはせむと思ひなりて、物語して、「まだ幼くておのがもとに渡り給ひにしかば、我が子となむ思ひ聞こえ しを、おのが心本性、立ち腹に侍りて、思ひやりなく物言ふこともなむ侍るを、さやうにてもや、もし、ものしきさまに御 覧ぜられけむと、限りなくいとほしくなむ」と言へば、君は下には少しをかしく思ふことあれど、何か。さらにものしきこ とやは侍りけむ。思ひ置くこと侍らず。ただ、いかで思ふさまに心ざしを見え奉りにしがなと、思ひ置くこととて、侍りしこ (注2) となむ」とのたまへば、北の方、「うれしくも侍るなるかな。 よからぬ者ども多く侍るなれば、思ふさまにも待らぬに、かくて おはするをなむ、誰も誰も喜び申し侍るめる」と申し給ふ。 (注3) (注4) 明けぬれば、4つとめてより、事とくはじめ給ふ。上達部、いと多かり。まして、四位五位、数知らず多かり。「年ごろ癡 こ さうぞ ひ惑ひ給へる中納言は、いかでかく時の人を婿にて持たりけむ。幸人にこそありけれ」と、言ひあさむ。この大納言は、ま して二十余にていと漬げにてものものしくて、出で入り、事おこなひありき給へば、中納言いと配立たしくうれしくて、老い 心地に涙をうち落として喜びゐたり。御弟の宰相中将、三の君の夫の中納言、いと清げに装束きつつ参り給へり。三の君、中 納言を見るに、絶えたりし昔思ひ出でられて、いとかなしうて、目をつけて見れば、装束よりはじめて、いと清げにてゐたる (注7) (注8) を見るに、いと心憂くつらし。 我が身の幸ひあらましかば、かくうち続きてありき給はましも、こよなきほどならで、いかに うぞく よからましと思ふに、我が身のいと心憂くて、人知れずうち泣きて、 思ひ出づやと見れば人はつれなくて心弱きは我が身なりけり と、人知れず言はる。
込め、好色な老人に襲わせようとした。 女君に仕える侍女の機転により、危ういところで難を逃れた女君は、男君 によって救い出され、男君の邸に引き取られる。男君は)女君が北の方から 受けた仕打ちの報復として、中納言一家に様々な復讐をする。そうしたな か、北の方の実子である三の君の夫は、三の君から離れ、男君の妹と結婚す ほっけはっこう ほうえ 数年後、男君は父の中納言と女君とを再会させ、父中納言は北の方の女君 に対する仕打ちを初めて知った。この後、女君は、男君の提案で、年老いた 父中納言のために、現世と来世の幸福を祈る法華八講という法会を行うこと にし、その前夜、男君と二人で父の邸を訪れた。 ここからが、本文の場面である。 女君夫婦の計らいによって幸福をかみしめる人がいる一方で、女君の異母 姉妹の三の君の心中は複雑であった。法会に参集する人の中に、今は男君の 妹と結婚している、もとの夫の中納言がいたからである。三の君は、まだも との夫を忘れられずにいるが、もとの夫はそっけない態度をとる。【文章Ⅰ】 の後半と【文章】 は、そんな三の君のつらい心情を中心に描いている。 なお、本文は、『落窪物語』、『古今和歌集』ともに、新編日本古典文学全 集(小学館刊)に拠ったが、問題文としての体裁を整えるために、表記は改 めてある。 【全文解釈】 【文章Ⅰ】 北の方は、しかたがないという気持ちになって、(女君と)話をして、 「(あなたは)まだ幼くて私のもとにやって来なさったので、あなたのこと を)我が子だと思い申し上げたが、私の生まれつきの性質は、怒りっぽくご ざいまして、いたわりの心なくものを言うこともございますので、そのよう なことによっても、もしかして、あなたは私を) 不快なありさまだとご覧 になったであろうかと、この上なく気の毒に思います)」と言うので、女 ない様子で、昔を思い出して) 気弱な心で嘆くのは自分だけ) であったのだなあ。 と、人知れずつい口をついて出てしまう。 【文章】 。ev 君は心の中では少し滑稽に思うこともあるけれど、「とんでもない。まった く不快なことがございましたでしょうか、いや、ございません。(不快だっ たなどと心にとどめていることはございません。ただ、何とかして思い通 りにあなたへの親孝行の)気持ちをお見せしたいものだという思いが)、 心にとどめていることとして、ございましたこと(です)」とおっしゃるの で、北の方は、「うれしくもございますねえ。(私には)つまらない子どもた ちが大勢おりますので、思い通りでもございませんのに、あなたが)この ように立派なご様子)でいらっしゃることを、(一族の)誰もが皆喜び申 し上げているようです」と申し上げなさる。 内容 夜が明けたので(男君が)朝早くから、法会の儀式を早速お始めになる。 (参集する)公卿は、たいそう多い。まして、四位五位の殿上人たち)は、 数えきれないほど多い。 「ここ数年ひどく老いぼれなさっていた中納言は、 どうしてこのように今をときめく権勢家を婿として持っていたのだろうか。 幸運な人であるなあ」と、意外なことだと言う。この婿の) 大納言は、ま して二十歳過ぎでたいそう美しくて重々しい様子で、出たり入ったりして、 儀式の指図をしてまわりなさるので、中納言はたいそう面目が立ってうれし くて、年老いて涙もろくなった気持ちで涙を流して喜んで座っている。 (男君の)弟である宰相中将や、三の君の(かつての)夫の中納言も、たい そう美しく装って参上なさっていた。三の君は、(もとの夫の)中納言を見 ると、絶えてしまった昔の夫婦仲)が自然と思い出されて、たいそう悲し くて、(中納言の姿を注意して見ると、装束をはじめとして、たいそう美 しい様子で座っている姿を見ると、たいそう情けなくつらい。自分の身に (中納言との夫婦仲が続いているという) 幸運があったならば、このように 宰相の中将にもとの夫の中納言が)続いてお歩きになるようなことも、私 の境遇が今のように) 格別に悪いというほどではなくて(女君にひどく引け 目を感じずにすんで)、どんなにかよかっただろうにと思うと、自分の身の 上がたいそう情けなくて、人知れず泣いて、 あの人が私のことを)思い出すかと見ていると、あの人は何でも ださいよ、中途半端にどうして声をお掛けになったのだろうかと、たいそう つらいと思って、返事を言うことができるわけでもないので、返事もせず) そのまま終わってしまった。 〔問4に引用され 87

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