✨ ベストアンサー ✨
_『二枚の絵葉書からわかる』→分からなくても良いです。著者、高階 秀爾氏の主張に当て嵌めて二枚の絵葉書を眺めると、どの様に解釈できるのか、と言う意味です。
_のああ さんの美的感性が質問されているのではなく、高階 秀爾氏の主張を聞いて、そういう見方もあるのかもね、と思えるか、どうして、そういう見方もあるのかもね、と思ったのか、を聞かれているのです。
_美術の設問ではなく、現代文の設問です。
_高階 秀爾氏の主張と合っている所も、合っていない所も、あります。高階 秀爾氏の主張と合っている所は何か、を探して説明しろ、と言う問題です。
_イタリアの絵葉書も日本の絵葉書も、建物は左右対象。→差がない、高階 秀爾氏の主張と合っていない。
_イタリアの絵葉書は、建物・彫刻と空とだけが写っている。日本の絵葉書は、紅葉した樹木と共に写っている。→日本の絵葉書は、紅葉した樹木、と言う状況。紅葉とは、一年の中の秋だけであり、一過性。永遠性がなく、建物自体が美を持っているのではない。高階 秀爾氏の主張と合っている。(実際に、永遠性がないのか、建物自体が美を持っているのではないのか、は、ここでは関係ありません。高階 秀爾氏の主張に基づけば、その様にも見える(かもしれない)と言う話しです。)
_相手のお話しを理解出来るか、を問われているのです。
_言い方を換えれば、『はっ?わかんね〜よ!』と答えるのは、相手に、のああ さんに分かる様に喋る、と言うコミュニケーション能力がなかったから、そうなったのではなく、相手の言った事を解釈する思考力・読解力が十分ではなかったと言う、のああ さんの側に、コミュニケーション能力がなかったから、その様な状況になった、と言う事です。
_ですから、将来、その様な状況になる事を避けるために、思考力・読解力を今、訓練しましょう、と言う設問です。