数学
高校生

問一を教えてください!お願いします!!!

1 | データの分析を利用した問題の解決 これまで学んできたデータを分析する方法を活用して,実際に身の回り や社会の事象について考察し,問題を解決することを考える。問題解決の 進め方として,次の5つの過程からなる枠組みがよく用いられる。 1 問題 (Problem) 問題の把握と設定 疑問や解決すべきことに対し,それらに関連があると思われる事柄を 検討して,データを利用して解決できそうな明確な問題を設定する。 計画 (Plan) データの想定, 収集の計画 問題の考察に必要なデータを集めるために調査や実験の計画を立てる。 アンケート調査であれば調査の対象や質問の項目などを考え, 実験で あればデータを測定する方法や手順などを考える。 公的機関や企業などが公表している既存のデータを活用することも考 えられる。 その際は, データの信頼性や調査方法などに注意する。 ③ データ (Data) データの収集、表への整理 計画に沿ってデータを収集し,必要に応じて表などに整理する。 記入 や測定にミスがあれば, 値を修正したりデータから除外したりする。 グラフの作成, 特徴や傾向の把握 ④ 分析 (Analysis) 06. GE 目的に応じてデータの特徴を数値やグラフに表し、データの分布の様 子やデータどうしの関連性を調べたり,それらを比較したりする。 ⑤ 結論 (Conclusion) 結論付け 振り返り 分析の結果から, 設定した問題についてどのようなことがいえるか考 える。十分な結論が得られない場合は,計画を見直したり,異なる方 法で分析したり,新たな問題を設定したりして,さらに考察を深める。 ... 10
0 15 10 BO 問1 具体的な例で,問題解決の進め方を確認しよう。 例1 読書推進を考える図書委員の太郎さんは、自校の生徒にとって紙 の書籍と電子書籍のどちらのほうが読みやすいのか疑問に思った。 そこで,「読みやすさ」を測るには何を調べればよいかを考え, 同じ文章について紙の書籍と電子書籍のどちらが速く読めるかを 調べることにした。 学年とコースが同じであるA組とB組の35人ずつに,ある作家 のエッセイを,A組は紙の書籍で, B組は電子書籍でそれぞれ読 んでもらい, 読み終わるまでに掛かった時間を計測する実験を計 した。 読む文章は600字程度とした。 そして、実際に実験を行い, 読むのに掛かった時間を秒単位で回 答してもらった。 誤記と思われる回答がないことを確認して, 組ごとに回答の値を 小さい方から順に並べて度数分布表に整理した。 「紙の書籍で読んだA組, 電子書籍で読んだB組のデータの分布の 様子を比べるために, それぞれの結果をヒストグラムに表すと, 次の図のようになった。 (人) A 10 6 3節データの分析の応用 185 0 ■ 紙の書籍 | 電子書籍 40 45 50 55 60 65 70 75 80 85 (秒) 例1において,前ページの ①, ②, ③, ④ の段階にあたるのはどの 部分か。それぞれ答えよ。 問2 例1のヒストグラムから,どのような結論が考えられるか。

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