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ユダヤ人は、なぜ迫害されるのか、差別されるのか
出来るだけ簡単に教えてください。

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ぺんぎんさんの簡略版って感じで、短く書きたい予定ですが、ユダヤ人は簡単にかけないんですよね。
①ユダヤ教がそもそもの始まり
②ユダヤ人のキリストが、ユダヤ教の改良型というか、ユダヤ教を批判した考え方をし始める=これがキリスト教。
当時のユダヤ教のラビ(僧侶)の堕落(死後の免罪符を高額で売る(お布施をえる)金儲けをする)もあり、そこをキリストは批判した。
③当時のユダヤ人の国は、ローマの属国であり、ローマは宗教には寛大だった。
④ユダヤ人(ローマにユダヤ社会を管理を委ねられているユダヤ人)が、ユダヤ教を批判するキリストを処罰をローマに求める。
⑤ユダヤ教に固執するユダヤ人と、支配者のローマで不和が生じる。(ユダヤ教に固執するユダヤ人が面倒くさくなる。)
⑥ローマがユダヤ人に厳しい対応をとり、ユダヤ人が国を失う。
⑦ローマでキリスト教が流行、ローマの支配者もキリスト教を無視できなくなる。=ローマの主要な宗教となる。=キリスト教がヨーロッパの主要な宗教になる。
⑧キリスト教によるヨーロッパ支配(影響力)は政治にも影響していく。=ヨーロッパ土着の宗教は異教として排除されていく。魔女狩りとかね。
⑨ユダヤ教や、ユダヤ教を基礎としているキリスト教でも、金貸しは卑しいとされていた。
だから、同じ(対等な人として認識できる)信者同士にはできない。
=ただし、異教徒は同格の人では無いので、金貸しをしてもOKって理論らしい。
⑩支配者は自分達に民衆の批判がこないように、よごれ仕事(人の憎悪を買う可能性のある仕事)=徴税の仕事をユダヤ人にさせる。
ユダヤ人は、土地を持たないので、農業ができない。商人か徴税の仕事しか無い。
商人といっても、土着ではい異民族だから、仕事が限定されるので、金融の仕事しか無い。
⑪金融と徴税の仕事は、差別の元になる。
⑫土着の仕事ができないので、かしこくないと生きていけないので、生きるために自然と学力が高くなっていく。科学技術と密接に関係していく。
⑬今の資本主義の世界は、お金と科学技術の時代であり、ユダヤ人にとって有利な時代でもある。

もう一つのストーリー
❶ユダヤ人とは民族では無く、ユダヤ教を信じる人という意味。
これがややこしい。
❷つまり、ローマ人に中東を追放された元々のユダヤ人と、後世改修してユダヤ人になったユダヤ人がいる。
❸つまり、白人のユダヤ人である。
❹ユダヤ人もキルストもアジア人であり、本来、白人では無い。キリスト教がヨーロッパの国教になったので、キリストは白人ぽい絵が多いけど本来は、中東の民族。
❺とはいえ、ヨーロッパに移住したユダヤ人は混血も進み白人ぽくなったユダヤ人も多い。
❻じつは、今のウクライナやロシアの辺りの国で、昔、他国がキリスト教やギリシア正教(キリスト教)なので、国教をユダヤ教にした国がある。
❼国があれば別に良いのだが、国の興廃で、土地を持たないユダヤ人がでてくる。後は、⑨以降の流れになる。
❽この流れが、今のウクライナ戦争の背景でもある。
ユダヤ人が一番多いのは、イスラエルで無くアメリカ。ロシアの辺りにいたユダヤ人も色々あってアメリカに移住した人が多い。だから、祖先のルーツから、ウクライナ側の応援をするアメリカの経済界や政府高官が多い。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ人で無く、ロシア人でユダヤ教の人。で、今は、ウクライナの大統領。ウクライナにもロシア人は普通に住んでいるから、ウクライナの大統領がロシア人でも不思議は無いんだけどね。

さらに、もう一つのユダヤ人のストーリー
1、自分の国を持たないユダヤ人は、かしこいけど、かしこい故に、時の権力者に利用されるけど、警戒され、時に差別される。
2、科学技術(大昔の言い方でいうと、科学とは錬金術って感じの時もある)ユダヤ人を大切にした国は、覇権国になり、
ユダヤ人を迫害した国は、衰退したり、戦争に負ける。
3、覇権国の推移
アラブ社会がヨーロッパより勢いがあった(中世ヨーロッパはキリスト教にがんじがらめで迷信が支配していた)。スペインやポルトガルのイベリア半島はアラブが支配していた。
→スペインが独立。スペインが大航海時代に覇権国になる。
→スペインがユダヤ人を迫害。当時スペインの一部だったオランダにユダヤ人が逃げ込む。オランダが覇権国となる。
→オランダの海軍の傭兵をしていたイギリスが、次の覇権国になる。イギリスはオランダよりユダヤ人に寛容だった。
→イギリスはWWⅡで衰退する。今の覇権国はアメリカ。アメリカの金融、メディア、ITは、ユダヤ人が押さえていると言われている。
4、ポーランドは、昔大国で、ユダヤ人を徴税に利用していた。ユダヤ人を迫害する方向になると、気がつけば、ポーランドは小国になる。
ロシア帝国もユダヤ人を迫害する方向になったら、帝政ロシアも滅んでしまう。
WWⅠのドイツではユダヤ人には寛大だったが、WWⅡの前にはユダヤ人迫害をナチスはする。→WWⅡでも敗戦。
5、ユダヤ人と有効的な関係を築いた国は覇権国になるが、覇権国を続けて行くうちに、ユダヤ人に対する差別や迫害が国内でおこり、そして、迫害や差別を嫌い、ユダヤ人が逃げていくと、その国は衰退する。衰退くらいなら良いが、時に、国が滅んでしまう。

結局、長文になってしまいました。すみません。

ユダヤ人 ユダヤ教 キリスト教 覇権国
ひふみ

誤字修正
×5、ユダヤ人と有効的な関係
○5、ユダヤ人と友好的な関係

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回答

_①、キリスト教の影響。
 キリストを裏切ったとされるイスカリオテのユダは、ユダヤ人でした。(但し、ユダは後の創作上の人物と考える学者も多いです。)また、キリストをローマ帝国に叛逆の可能性のある人物として上申し、キリストを捉えさせ、最終的に磔刑に導いた者達もユダヤ人でした。
 そんな訳でキリスト教の多いヨーロッパでは、ユダヤ人を嫌っている人が多かったのです。そして、ユダヤ人は就職できる職業も制限されたりして来ました。
 産業革命以前は、お金は不浄のものとも思われ、お金儲けや領主の手先となって税金を集めるのは、身分の低い嫌われ者が行う場合が多く、結果的に金融業に就くユダヤ人が多くなり、「ベニスの商人」で表現される様に、業突く張り、と言うイメージも定着して行きます。

_②、ダーウィンやらメンデル達やら、の影響。
 ダーウィンの進化仮説やら、メンデル達による遺伝子の発見やら、に依って、元々遺伝子と言う因子がないと、優れた形質は発現しない。優れていないと進化の過程で淘汰されてしまう。生き残り次の段階に進む為に、優れた人間だけを残そう。という優生学、と言う考え方が流行します。ナチス・ドイツだけではなく、世界的に流行しました。
 また、現代日本に於いても、義務教育は小学校だけで十分、優秀な人間は自分で優秀になって行く、底辺の人間は余計な知識はいらない、自助・共助・公助、とか言う代々金持ちの大物政治家が居たり、癒しを与えて呉れる野良猫の命は大事、路上生活者やら生活保護者やらは俺の税金にただ乗りしている早く居なくなれ、と言う金持ちメンタリストが居たり、と優生学的思想は常に存在します。
 そんな訳で、俺たちが苦労した金に寄生して、生物学的に劣る(とナチス・ドイツが考えている)ユダヤ人は、優れたアーリア人に寄生している人種なので、次の世代の為に減らさなければならない、と言う考えになって行きました。

_霊的に優れたアダム国家の為にイブ国家の人間が寄進するのは当然、とか言う宗教もあり、科学を誤ったこじつけ解釈をして洗脳しようとする政治家やら詐欺士やら、はいつの世にもいますので注意しましょう。
_老害早くくたばれ。より良い次世代の為に。とか言っている人も同じ様な、科学的ではない考え方です。
_それは、受験生です さんの様に簡単に教えろ
俺は覚えるだけ、と考える事を放棄した人が増えたから。

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