参考・概略です
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「抵抗aの4倍の抵抗b」と書いてあるので
抵抗aを xΩとすると、抵抗bは 4xΩとなります
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図1は直列です。
直列部分は、電流が全て同じで、電圧・抵抗は和となります
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(1)
全体の電流が、Pに0.2[A]流れるので、0.2[A]
全体の電圧が、問いの文で、5[V]
全体の抵抗が、オームの法則から、5/0.2=25[Ω]
●全体の抵抗がaとbの和から、x+4x=5x[Ω]
5x=25を解いて、x=5 で、
aの抵抗5[Ω]、bの抵抗20[Ω] となります
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(2) ★(1)で求めた抵抗の値は変わりません
全体の電圧が、問いの文で、6[V]
全体の抵抗が、(1)から、5+20=25[Ω]
全体の電流が、オームの法則から、6/25=0.24[A]
抵抗aは5[Ω]で、0.24[A]流れるので
オームの法則から、0.24×5=1.2[V]
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図2は並列です。
並列部分は、電圧が全て同じで、電流は和となります
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(3)★(1)で求めた抵抗の値は変わりません
抵抗aの電流が、問いの文から、1.6[A]
抵抗aの抵抗が、(1)から、5[Ω]
抵抗aの電圧が、オームの法則から、1.6×5=8[Ⅴ]
抵抗bの電圧が、aと同じ電圧なので、8[Ⅴ]
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(4)★(1)で求めた抵抗の値は変わりません
手数がかかるので、公式を使います
並列の抵抗は、逆数の和の逆数で求められます
5Ωと20Ωなので、
逆数(1/5)と(1/20)の和が、(5/20)=(1/4)となり
さらに、その(1/4)の逆数で、(4/1)=4[Ω]
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公式を使わないと
分かっているaの電流1.6[A]と、
計算して求めたbの電流0.4[A]を加え
全体の電流1.6+0.4=2.0[A]と計算して求め
全体の電圧8[V]から、8/2=4[Ω]と計算するので
計算だらけになります。
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