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そもそも水素結合をするのはどういう時か分かりますか?
F、O、N(三大フォン、Fが最大)の3つの電気陰性度が特に大きい元素とH(水素)がくっついている時HF分子の内、Hはめちゃくちゃ電子を取られて「擬似+」に、Fなどはめちゃくちゃ電子を引き付けて「擬似-」になります。溶液中に擬似+と擬似-が無数に存在すると各分子が互いにクーロン力による結合を形成します。これをH-F間の分子間力による結合と区別して分子間水素結合と呼びます。このように結合が多くなるため分子間水素結合をすると沸点、融点が高くなります。
アミノ基やカルボキシ基はO、NとHが結合しており分子間水素結合を作りますがXはそれらを持っていないため水素結合をしません。
ずっと「分子間」水素結合と言っているのは「分子内」水素結合があるためです。よく聞かれる例はサリチル酸のオルト型でしょうか。オルト型のサリチル酸はヒドロキシ基とカルボキシ基が位置的に近いためほかの分子と水素結合をするのではなく分子内水素結合をします。そのためメタ、パラ型と比べて全体の結合の数は減り融点が低くなります。
電気陰性度はそれぞれNが3.0、Oが3.4であり電気陰性度の差が小さいからです
分かりました!ありがとうございます!!
遅くなりました。
XのNO2ではどうして水素結合なるものができないのですか?
的外れかもしれませんがお願いします。