三世一身法は、私有期限が近付くと農地が再び荒れるといった制度上の不具合が出てきてしまったので、失敗に終わりました。なので、荒地が多く与える口分田が少なくなってしまったので、自由に開墾を許可する墾田永年私財法ができました!
回答
元々は口分田を支給し、死んだら国に返すのが普通でした。しかしそうなってくると全く田畑の開発が進まないのです。それもその筈。人間老いぼれたら仕事なんてしたくなくなりますし、死んだら返さなきゃいけない田畑を必死こいて開発する間抜けはいません。だから国はなんとかして新しい口分田を農民たちに開発させて回収したいと考えるわけです。そうして三世一身法を出して灌漑設備まで新しく整備したら孫までなら私有地にして良いと法令を出しますが、これも3代目まで行くと折角灌漑設備を開発までしてもまた荒れ果ててしまうので、永遠に私有OKな墾田永年私財法が出されます。
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