エネルギー図はある状態におけるエネルギーを表していて、その間のエネルギー差がそれぞれ図書かれてます。なので一番下の状態とイオンに分かれた状態のエネルギー差は(4)より772kJ/molです。符号は発熱反応か吸熱反応かを表してます。格子エネルギーは1モルの結晶格子をバラバラにするために必要なエネルギーであり吸熱反応なのでマイナスが付きます。(3)の変化はエネルギーが放出される(発熱反応)ので符号が+になってます。
化学
高校生
⑷の問題でAの部分が矢印の向きが反対にもかかわらず、Qを求める時足しているのですが、それはなぜでしょうか。教えていただけると助かります。よろしくお願いします。
1図を利
発展例題9 格子エネルギー 発展
塩化ナトリウム NaCI の格子エネルギーQ [kJ/mol]
は、図のA~Eのエネルギーから求められる。 下の
各問いに答えよ。
(1) NaCl(固) の生成熱は,図中のA~Eのどれか。
(2) 図中のDの熱量を何というか。
(3) 図中のEの変化を熱化学方程式で表せ。
(4) 塩化ナトリウムの格子エネルギーQを求めよ。
また、その熱化学方程式を記せ。
考え方
格子エネルギーの値は,いくつかの変化に分け,
各変化に対応するデータを実測して求められる。
図中のA~Eのエネルギーは,次のようになる。
A: NaCl(固) の生成熱
B: Na (固) の昇華熱 (格子エネルギー)
問題87
C: Cl2 (気) の結合エネルギーの値の1/2
D: Na (気) の第1イオン化エネルギー
E:CI(気) の電子親和力
エネルギー
ネ D 496kJ Na
C
Na+(気)Ci(気)e
E 349kJ
B
)CI(気)
Na(気) CI (気)
122kJ
Na(気) -12Cl2(気)
92kJ
Na (3) 1212Cl2 (気)
A 411kJ
NaCl(固)
Q[kJ]
解答
(1) A
(2) Na (気)の第1イオン化エネルギー
(3) CI(気)
(4) エネルギー図から,
Q=A+B+C+D-E
(気)+349kJ
=CI-
=411+92+122+496-349=772
Q=772kJ/mol
NaCl(固)=Na+(気)+CI(気) -772kJ
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