6行目に「この過程を支配していたのはあくまでも二極対立的な価値観であり」とあります。
つまり、エリートとは大衆という対照となるものがあってこそのエリート、という意味です。
(これがロの選択肢とイコールですね)
11行目に、「膨張したエリート階層のなかに新たに」という前置きがあってはじめてエリートの階層性の話題へと移っていくので、1の場所ではまだエリートの階層性についてはまだ話していないのです。この時点ではまだ、大衆とエリートの関係のお話です。
エリートの階層性はエリート「内」での階層性のことですので、もしエリートの階層性ではなく、社会の階層性という選択肢であれば正解になりますね。