古文
高校生
解決済み

「いかにして耐へ忍ぶ( )もあらず。」
の()の中に「べし」を活用させた形がはいるという問題で、答えが「べく」になるんですが、どうしてそうなるのかが分かりません!教えてください!

回答

✨ ベストアンサー ✨

はじめまして。
これは少し意地の悪い問題ですね。

【解説】
本来の形は「べくあらず」です。
助動詞・べし・連用形 ➕ラ変動詞・あり・未然形➕助動詞・ず・終止形

ということです。「べし」は用言であるラ変動詞「あり」に接続するため、連用形の「べく」に形を変えます。

ここに係助詞「も」を加えて意味を強調したものが今回の問題ですが、接続そのものには影響がないため、このような矛盾らしきものが出ています。

【解答方法】
「いかにして〜」を使った文ですので、「耐え忍ぶことなんてできるわけがない!」という強い気持ちが現れていると推測して「も」が係助詞だと疑う。

なお他にも「にべなし→にべもなし」などで出てくることがあります。

さほてん

理解できました!わかりやすい解説をありがとうございます!

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