古文
高校生

係助詞の文末用法について、文中に持ってくるときと文末に持ってくるときで何か違いはありますか?

例えば、
「ほととぎすや聞きたまへる。」

「ほととぎす聞きたまふや。」
では、何か意味の違いや使い分けがありますか?
細かいニュアンスの違いでもあれば教えてください🙏

回答

「ほととぎすや聞きたまへる。」では、
「や」と完了の助動詞「り」の連体形で係結びがおきています。

「ほととぎす聞きたまふや。」
これについては例だということで細かい文法や訳については一旦置いておきます。

この文のように文末に係助詞がきて、。で終わっている場合「結びの省略」が起きておると思われます。

つまり、「よくある文章だからこの後何が来るかは書かなくてもわかるでしょ?」という感じです。

よくあるものだと「〜にやあらむ。」を「〜にや。」と書いたりします。

他にも「結びの流れ」と言って、結びの語がなくなり、そのまま文章が続くものもあります。

https://kb-study.com/kakarimusubi/#i-11

瀬奈

誤字がありましたが気にしないでください。

起きておる→起きている

ciel

返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます!

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