化学
高校生
解決済み

(ア)、(イ)、(ウ)の図をどうやって中性なのかとかと見分けていいか分かりません。教えてくださいm(_ _)m

例題3 滴定曲線 次の(1)~(3)の満定を行ったときの中和滴定曲線を, 下の(ア)~(ウ)より選べ。 ただ」 用いた水溶液の濃度はいずれも0.1 mol/Lである。 (1) 塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を滴下する。 (2) 酢酸水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を滴下する。 (3) アンモニア水に塩酸を滴下する。 (ア) (イ) 13 (ウ) 13- 11 pH pH pH 7 1 滴下量 滴下量 滴下量 ① 中和点のpHで判別する方法(塩の水溶液の性質による場合) 中和点のpHによる, 用いた酸 塩基の強弱の判定 , pH>7…弱酸と強塩基 *pH<7…強酸と弱塩基 *pH=7…強酸と強塩基 中和点における反応液は塩の水溶液になっているので, 中和点のPHは塩の水溶液の液性に ほかならない。滴定に弱酸, 弱塩基を用いた場合, 生じた塩が加水分解するため, 中和点の pHは中性とはならない。強酸を強塩基で滴定した場合のみ,生じる塩が加水分解しないため、 中和点のPHは中性となる。 中和点は中性とは限らないことに注意する。 ② 滴定開始前のpHと滴定終了後, 過剰に水溶液を加えたときのpHで判別する方法 0.1mol/Lの酸を0.1mol/Lの塩基で滴定する場合 * 強酸(塩酸)であれば, 電離度が1であり, 水素イオン濃度は0.1mol/L となるので, pHも 1から始まる。弱酸(酢酸)であれば, 電離度が小さく, 水素イオン濃度は1×10°へ 1×10°mol/L程度であり, PHは2~4程度となる。 強塩基(水酸化ナトリウム水溶液)では, 過剰に加える塩基の水酸化物イオン濃度は0.1mol/L であり,溶液全体の濃度も徐々にこの値に近づくことになるので, pHは13に近づく。 第 塩基(アンモニア)では pHは10~12に近づく。 (注意)強酸,強塩基の電離度は1, 弱酸·弱塩基の電離度はおよそ0.001~0.1 (1) 強酸と強塩基の中和。 pHは1から始まり, 13に近づく。 中和点のpHは7 (2) 弱酸と強塩基の中和。 pHは3付近から始まり, 13に近づく。 中和点のPHは7より大。 (3) 弱塩基と強酸の中和。 pHは11付近から始まり, 1に近づく。中和点のPHは7より小。 解答 (1) (ウ) (2) (イ) (3) (ア) 72 化学基礎 第2編 物質の変化

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、滴定曲線の形がアだけ反対向き。これは塩基に酸を入れたグラフ。だから(3)となる。残りのイウを比べると、イの中和点は7以上だから、弱酸に強塩基を入れたとわかる。だから、(2)。残りのウが(1)となる。(1)は強酸に強塩基を入れたグラフ。
他にも、グラフのスタートとゴールの形やpHからも見分け方ありますが、今回は1番分かりやすい解説にしました。画像で少し形に触れましたが、分からなくても解答は出ますから大丈夫です🙇

三角チョコパイ

そういう見分け方があるんですね。
このやり方で、どの問題でも見分けられるようになりますか?

🍇こつぶ🐡

理屈がわかれば見分けられます。
要するに、強いもの同士の場合、pHは急激に変化せず、弱いのが入ると急激に変化しますから、グラフが盛り上がります。後は、同じような問題を解き、慣れたら分かります🙇

三角チョコパイ

そうなんですね。
分かりやすかったです。
ありがとうございましたm(_ _)m

🍇こつぶ🐡

いえいえ。形ですぐ分かりますから、活用されて下さい🙇

三角チョコパイ

はい、ぜひ活用いたします✨

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