化学
高校生
解決済み

実験3で最初に水酸化ナトリウムを加えて加熱する理由はなんでですか?
その後、逆滴定をする流れになるので発生する気体はアンモニアだと思うんですが、水酸化ナトリウムを加えてアンモニアが発生する理由が分かりません。
溶液Yに溶けてるのはアンモニアイオンではなくてアンモニア分子ですよね?(まず状況がよく分かってないのかもしれません笑)教えて下さい🙇‍♂️

問6 硫酸銅(I )の濃い水溶液に濃アンモニア水を加えると,深青色の溶液になる。 これにエタノールを加えて溶解度を下げると, 藍色の錯塩Xが析出する。 錯塩Xは,銅(II )イオン, 硫酸イオン, アンモニア分子, 水分子から構成さ れており,1mol の錯塩Xには銅(IⅡ)イオンが1 mol 含まれている。 この錯塩Xを2.46gとり, 水に溶かして100 mLの溶液をつくった(これを 溶液Yとする。)この溶液Yを用いて様々な実験を行ったところ, それぞれ次の ような結果が得られた。 これに関する下の問い(a· b)に答えよ。 〈実験1〉 溶液Yを 25.0mL とり,希塩酸を加えて弱酸性にしたあと, 十分な 量の硫化水素を加えると, 沈殿Aが0.240g生じた。 〈実験2〉 別に溶液Yを 25.0mL とり, 十分な量の塩化バリウム水溶液を加 えると,沈殿Bが0.580g生じた。 〈実験3〉 別に溶液Yを 25.0mL とり, 水酸化ナトリウム水溶液を加えて加 熱し,発生した気体をすべて 0.20 mol/L の希硫酸 30.0mLに吸収さ NH3 せた。 その後,未反応の硫酸を中和するために, 0.100mol/L の水酸化ナ トリウム水溶液を 19.0mL要した。 さ
逆滴定 アンモニア 水酸化ナトリウム 無機化学 化学

回答

✨ ベストアンサー ✨

私なりに調べて考えてみました。間違っていたらごめんね。

溶液Yは、錯塩Xを100mLに溶かした溶液。
Yには、Cu2+、NH3、SO4^2-、H2Oがある。とありますね。
実験1でCuS沈殿、実験2でBaSO4沈殿、のように、Y中の質量からmolを計算します。

実験3は、NaOHを加えて加熱したのは、Cu(OH)2をCuOにするためではないかな。
後は、置換活性により、アンモニアが発生し、希硫酸と中和させ、余分な希硫酸を水酸化ナトリウム水溶液で滴定かな。

この問題と全く同じのは探せませんでしたが、
画像と関連サイトから判断しました。

関連サイト
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hiroakio/2008/08ko-059.html
🙇

まきまき

わざわざ調べてくださり、ありがとうございました!難しいですね、、問題を解く上であまり重要ではないのかな?と思ってはいたんですが、気になっていたので聞いてみました、ありがとうございます!

🍇こつぶ🐡

いえいえ。
自分も勉強になりました。
普通、弱酸遊離のアンモニウム塩か、普通にアンモニアと硫酸の中和の逆滴定ですが、錯塩から発生させた逆滴定というのは初めてでしたから、大変でした🙇

たぶん銅イオンと関係ないと思う。字が綺麗ではなく、😂もしわからないところがあったら聞いてくださいね💕

まとめと、水酸化物イオンを加えて、アンモニアの加水分解を抑制し、加熱して溶解度を減少させることです。ちなみに実はこの場合でアンモニアとアンモニウムどちでも可能性があります。ただ出題者はアンモニアを選んだら、問題を出しやすいだけです。アンモニアとアンモニウム、二つとも分子を構成できます。でも普段はアンモニウムでつくった (NH4)HSO4やNH4NO3など見る機会が多いだけだ、アンモニアで構成したのは、例えば[Ag(NH3)2]OH それ以外もたくさんあるけど、大体複雑です、大学で機会があったらまた勉強しましょう😃

まきまき

なるほど、ありがとうございます!平衡状態のアンモニアとイオンをアンモニアにするためってことですね!

🍇こつぶ🐡

一応、最初の画像の黄色で囲んだ部分に、アンモニアとアンモニウムイオンの平衡はあったんですが、追加説明して頂きありがとうございました🙇

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