古文
高校生
解決済み

古文 格助詞【が】の用法
更級日記「いと清げなる僧の、黄なる地の袈裟着たる【が】来て、」について、

この【が】の用法は、主格ということですが、
「たいそう美しい【僧】で、黄色い地の袈裟を着た【僧】が出てきて、」
と訳せそうなので、準体言のように思えてしまうのですが、なぜ準体言にはならないのか教えて下さい。

回答

✨ ベストアンサー ✨

"着たる" が連体形

「いと清げなる僧の」の "の" が同格

「たいそう美しい【僧】で、黄色い地の袈裟を着た【僧】」
という様に"着た"の後に【僧】が補える

「【僧】"が" 出てきて、」という訳でわかるように【が】は主格になります

【僧】が補えるのは、【が】の働きではなく"の" の働きだということです。
参考になれば嬉しいです💦

aa

回答ありがとうございます!
回答を参考にもう一度考えてみたところ、

"の"の用法が同格である場合、「【体言】で....【体言】が」と訳すべきなので、
「いと清げなる【僧】"の"」の "の" が同格であるということは、「たいそう美しい【僧】で、黄色い地の袈裟を着た【人】が出てきて、」と訳すべきで、
同格の "の"のパワーによって既に意味上で体言(【人】)が補足されているため、「黄なる地の袈裟着たる【が】来て、」の【が】は、準体言になり得ず(体言がすでにあるので準体言で補足する必要がない)、また、【人】が主語であるため、そのしたに付く【が】の用法は主格になる、
と解釈できました。
もし間違っていたら教えてくださると助かります。

*'^'*

その通りです!
ただ、【人】で補うよりは同じ名詞を補うと覚えた方が良いとは思いますが、訳としては【人】でも問題ないのかなと思います。
理解していただけて良かったです☺️

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