国立銀行成立 もありますが、[1876]国立銀行条例改正 が主な原因だと思います。
1872年に渋沢栄一によって国立銀行条例が制定されました。この条例は銀行券の正貨兌換を義務付けていたため、あまり銀行が設立されず、初めは4行しかありませんでした。
しかし、1876年に国立銀行条例が改正された事により、正貨兌換の義務がとかれてしまったため、銀行の設立の数も増え、不換銀行券が出回るようになってしまいました。
正貨兌換というのは銀行券を正貨(金貨や銀貨)にいつでも変えてもらえるということです。
ものすごく噛み砕いて言うと、
スタンプが全部溜まったポイントカードをコーヒー1杯分と交換出来る みたいな感じですね。
正貨兌換とはなんでしょうか、?