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助動詞「なり」は接続の違いで2つに分けることができ、それ以外に四段動詞「なる」の連用形、ナリ活用の形容動詞の活用語尾、完了の助動詞「ぬ」の連用形「に」(←断定の助動詞「なり」の連用形or完了の助動詞「ぬ」の連用形orナリ活用形容動詞の連用形 を区別しなければなりません)の場合があります。
まずは、傍線部が助動詞なのかそれ以外なのかを判断し、次に接続や文脈で答えを絞ります。
これをヒントに頑張ってください。分からないところがあったら言ってください!
なりの上(=接続)を見ます。助動詞なら
なりの上が活用語の連体形or体言→断定(、存在)
なりの上が活用語の終止形orラ変型活用語の連体形
→伝聞、推定
また、「あなり」「ななり」など、音便形になっている場合は伝聞、推定になります。
助動詞かそれ以外の品詞かなら文脈判断ですね👍
これでできますか?
ありがとうございます。1つ質問なのですが、ア に の上が芽ぐむとなっておりますが、これは終止形なのか連体形なのかわかりません。またイも同様です。
イ:下二段動詞「落つ」の連体形となるので…
ア:文脈判断です。まず、直前の動詞が四段活用で、終止形or連体形なので、連用形接続の完了の助動詞「ぬ」連用形という選択肢は消えます。
続いて、伝聞推定or断定存在の区別ですが、伝聞や推定なら、音に関する語(推定の根拠)や「誰かから伝え聞いた」という記述(伝聞の根拠)があるはずですが、今回はそれらがありません。よって、断定となります。ちなみに、断定で訳すと、意味がしっかり通ることもチェックです。
ご説明ありがとうございます。なりの意味は理解できたのですが、解き方がわかりません。どうして断定と言えるのか分かりません。ご説明いただきたいです。