質問
中学生

テレビやYouTuberの裏方の仕事である、編集やカメラマンなどの将来性ってどうなんですかね?

回答

若者のTV離れが進んだ結果、テレビは、youtube(SNS)に圧迫され、広告収入が減ったと思います。
TVが絶滅する事はなくても、今までのように広告収入が集まらないので、制作費が減り、つまらない番組が増え悪循環をおこしています。
youtubeも、今までは、拡大傾向だったので、調子が良かったですが、視聴者は無限ではありません。いずれ、頭打ちになります。

編集やカメラマンという職種が問題でなく、企画(動画の内容)が問題です。
それは、学力観の変化と連動しています。
この4月より、中学校では、「主体的・対話的深い学び」や「生きる力」を取り入れなくてはなりません。(文科省の指示)
でも、それができている学校の授業(先生)は、ほとんどないと思います。=先生自身、教わったことがないから、教えられない。

知識(学歴)はあっても、時代にあった仕事に役立たないから、学力観が変わって来たのです。
撮影や編集の単純なスキルは、比較的簡単に習得できます。(授業で教えやすい)
しかし、視聴率が取れる面白い企画は、なかなか、授業では教えにくいです。
★そんなコツを先生が知っているなら、学校の先生なんて辞めて、youtuberやその裏方(撮影や編集)をすれば、もっと簡単に儲かります。
ただでも、大学生が、訳のわからない親や生徒の対応や長時間労働などを敬遠して、教員採用試験の倍率は低いのですからね。
そんなブラックな職場で、先生が仕事する理由は、2種類です。
①教育の価値を理解している人。
②そんな仕事しかできないスキルしかない人。

一つ言えるのが、企業(TV局)で働くか、自営業(youtuber)で働くかという選択肢の変化です。
★技術の進化(技術革新)と共に、個人でも簡単に動画編集ができるようになりました。
例:アニメ制作
①昔は、会社で作っていました。アニメを見て育ってきたアニメオタクが、自らアニメを作るのに、1980年台後半、会社を作ってアニメを作り出しました。この会社が、ガイナックスで、後に、新世紀エヴァンゲリオンを作った会社です。とは言え、会社に才能があるのではなく、才能は人にありますから、アニメ会社は栄枯盛衰(入れ替わり)が早いです。ガイナックスは没落して、いくつかの会社が新たに生まれました。庵野監督は、ガイナックスから、カラーという会社を起業して、移籍していたはずです。
②IT革命が始まった2000年台前半に、個人で、約30分アニメを作る人が現れました。パソコンの普及とか、アプリの発達で、CG(コンピュータグラフィックスで、2Dや3D)や動画編集を個人の機材でも簡単にできるようになった。つまり、会社にとらわれなく、アイディアがあったら、個人でアニメが作れる!
それで、有名になった映画監督が、「君の名は。」の新海監督です。
しかし、その手法で、成功したのは、新海さんだけと言われています。
技術的に、だけれもできるはずなのに、その後が続かなかった。他の個人制作者が、監督になれていない。
音楽業界は、複数のボカロPや歌い手が確実に、プロ化しています。

★技術革新で、会社でなくてはできなかった事を個人ができるようになったのです。
★必要なのは、創造力なのです。才能があれば、あとは、会社(会社員)でも個人でも稼げるのです。
ただ、会社は、予算(良い意味でも悪い意味でも)とか、コンプライアンス遵守とか制約があるのですが、個人なら、予算がなくても、比較的自由にできます。
だから、最近youtuberの方が面白いのです。ただし、玉石混交!

最後に、会社という枠では、TV局ではなく、ネットフリクスとか、アマゾンプライムとく会社で番組を作る(企画を買ってくれる)という選択肢もありますよ。

vuca時代 生きる力 主体的・対話的深い学び 技術革新
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