老婆心ながらまず、命題に関する記憶しておくべき知識について確認させていただきます。
●正しいか正しくないかが判定できる事柄を表す文や式を命題という
●命題が正しい時、その命題は真であるといい、
正しくないとき偽であるという。
●命題「pならばq」において、
pを仮定といい、qを結論と言う。
●「pならばq」という命題が偽であることを証明するには、pを満たすがqは満たさないような例を1つでも見つければよい。
このような例を反例という。 ……(☆)
以上を踏まえて解答をご覧ください。
a=1, b=2, c=0
は、
仮定のac=bcをみたすが、結論のa=bは満たさないような例です。 ……(※)
これは反例ですから元の命題は偽です。
解答には(※)の部分が書かれていると思います。
また、これは(☆)の知識を前提としています。
以上が解答の説明です。