✨ ベストアンサー ✨
詳しく話します。
話は、酸や塩基の電離までさかのぼります。
酸や塩基は水に入ると、電離してイオンに分かれます。
強酸・強塩基は全て電離しますが、弱酸・弱塩基は一定の割合だけ電離し、電離せずに残るものがあります。
ここが、ポイントで弱酸・弱塩基は電離したり元に戻ったりして電離する量が一定に保たれるという性質があります。
これによって、例えば強酸であるHClと弱塩基であるNH3による塩NH4ClをNH3水溶液に加えると弱塩基由来のNH4+の割合が大きくなるので、電離する量を一定に保とうとしてNH4+をNH3に戻すようになります。(電離平衡)
こんな風に、弱い酸・塩基が含まれると電離度のキープによって電離したものが元に戻されるということが起き、言い方を変えればこれが加水分解だったりします。
ということは、強いもの同士であれば完全電離するということになるので元に戻されることはないのです。
なるほど!大変わかりやすかったです。電離の復習にもなりました!ありがとうございました🙇♂️