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少し細かくなりますが、
この問題文だけでは確かだとはいえませんが、おそらく一個の神経細胞についての実験を示しているのだと思います。
一個の細胞では一回の刺激が強さの閾値を超えると、たとえ刺激が強くとも同じ大きさの活動電位が一回しか得られません。これがこの問題のケースだと思われます。これを全か無の法則と言います。
Maryさんの言うように刺激が強いと発生する活動電位の大きさは同じだが頻度が増えるとの記述が教科書、参考書に記載されていると思います。しかしこれは一個の細胞やいっこの神経軸索を使った場合には静止電位に戻りもう一度活動電位を生じるには時間がかかるので強い刺激を与えたとしてもすぐに、活動電位がおこるわけでありません。ですから静止電位に戻る前に次の活動電位が起こるように書いている図は
一個以上の神経細胞、あるいは一個以上の感覚細胞がある状態での実験のことです(これが実験としては現実的ですので)。
この場合各細胞の閾値に違いがありますし、刺激の伝導も違うでしょうから刺激を強くしていくと活動電位の頻度が重なるように増えるのがみられます。
結論をいうとここの実験では一個の神経細胞(神経軸索)での実験と考えられますので刺激を強くしても活動電位の大きさは同じく記載するのでいいと思います。もし刺激が強いので頻度が上がるとすると一度静止電位に戻ってからさらに山を書くこともできますが、決してある参考書にのっているような重なった図は書いてはいけません。筋肉の収縮とはちがいますので。

Mary

返信が遅くなりすみません。
とてもよく分かりました!!
ご丁寧に本当にありがとうございました!

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