✨ ベストアンサー ✨
イオン化傾向は陽イオンへの成りやすさの「金属の中での順番」です。
他にイオンになる様な金属がいなければ
相対的な成りやすさの序列は
誰が電子を供給するかには関係ありませんよ。
極板の金属や、ハロゲンの陰イオンや、水酸化物イオンや水 という様々な電子を出しうる連中がいる中での序列は
銀までの金属 ハロゲン 水酸化物イオン 水
の順になっているだけです。
直接的に関係していてイオン化エネルギーだけで判断可能になる問題かと言ったら違います。
そもそも高校の教科書のイオン化エネルギーという概念ではハロゲンのイオンからハロゲンの単体になるものをイオン化エネルギーとはみなしていないので
溶液中のハロゲンまで含めた電子の放出し易さの序列にイオン化エネルギーを持ち出そうとするのはやや無理筋です。(電子親和力まで持ってくればこの問題を解決出来そうかといえばまた違います。
実際の世界にはどういう状態(気体なのか液体なのか個体なのか溶液なのか)であるかで
反応のし易さは変わるので高校生や大学初等レベルの知識では簡単に比べられるようなしろものではありません。
その順序はイオン化エネルギーと関係していますか?