技術・家庭
中学生
解決済み

文化遺産と知的財産の違いを教えてください🙏🏼

回答

✨ ベストアンサー ✨

①知的財産権とは、著作物や工業所有権などといった無体物について、その著作者などが、それに対する複製など多くの行為に関して専有することができるという権利。
主に、特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、商標権権がある。

②文化遺産とは、人類の文化的活動によって生み出された有形・無形の所産。文化的所産の中でも特に、価値が高く、後世に残すべきと考えられているものを指していうことも多い。

上記は、ネット検索で出てきた内容の要約きます。

【解説】
著作権には、有効期限があります。期限が切れると無料で使えるようになります。
クラシックの音楽とか、源氏物語とか
さらに広範囲で考えると、出土した縄文式土器や石器も含まれると思います。
★人の営み(作った物)は、文化遺産でもあり、知的財産物であります。
文化遺産としての価値が高いか低いかの違いや
知的財産権を主張して金儲けできる価値があるかどうかの違いの差があるだけです。
著作権には、有効期限がありますので、古い物には文化遺産の価値の有無という価値観だけが残った状態でしょうか。

【参考】
著作権の有効期限は、過去アメリカが2回延長を主張し延びました。
ミッキーマウスの著作権を守るためとも言われています。

知的財産権の扱いは、その線引きが難しく、まだまだ議論の余地があると思います。
ネズミ-マウスマーチ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm24063
「著作権は永遠に不滅です!」
と金儲けしたい人は思いますが、
それを極限まで推し進めると、日本語とか文字とか、生活様式とか文化など、ありとあらゆる物に知的財産権が発生しかねません。
市場経済(資本主義)の考え(=これも、知的財産であり、文化遺産)は、生命としての人類の活動をいびつにしかねないですよね。

Aoiro🐟

気づくのがとても遅くなり申し訳ございません🙇‍♀️ 解答ありがとうございました。

ひふみ

【補足】
①知的財産権とは、著作物や工業所有権などといった無体物であり、
縄文式土器は物体で、知的財産権に関係ないように思いますが、
「縄目の様式」という意匠は、知的財産に分類可能だと思っています。

②プログラム=ルール(規則通りの行動をするための指示)であり、パソコンを動かすだけでなく、社会を潤滑に動かすルールと根本的に同じ。
で、さらに、
昨今は、人工知能(これもしょせんはプログラム)の発展で、人や社会の領域のルールですら、コンピュータがあつかおうとしている。
プログラムは著作物として、著作権で守られています。
だから、市場経済(資本主義)や、紙幣(日本銀行券)や、民主主義とか、現代人が当たり前で日頃意識していない概念(ルール)も、知的財産であり、文化遺産というふうに考える事ができます。
②の話(概念)は難しいでしょうが、なんとなくわかるくらいの柔軟で幅広い知性がないとこれからの激動の時代で立ち往生する可能性が高くなりますので、実は重要な話だと思っています。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?