こんにちは。
まず、上一段活用ではなく、上二段活用ですよね？
あと、基本形と語幹までは分かっていて未然形以下を答える問題だと思っておきます。
（そうでないと「降る」＝「ふる」の可能性があり、答えがすべて変わってしまうので。）
古典の動詞には９種の活用の種類がありますが、
そのうち、４種の変格活用（カ・サ・ナ・ラ変）と上一段・下一段、
合計６種については、それに含まれる動詞は限られており、
もう一人の回答者さんのおっしゃる通り、
とにかく覚えるしかありません。
「降る」は、これらに含まれていませんので、
残りの３種（四段・上二段・下二段）のいずれかということになります。
（これら３種については、量が膨大ですので覚えきるのは困難かと思います。）
この３種の見分け方は、その動詞を「○○ず（○○ない）」に当てはめてみることです。
これにあてはめてみると、
四段の場合、「ず（ない）」の直前にア段音が
上二段の場合は、イ段音が、
下二段の場合は、エ段音が現れます。
「降る（おる）」の場合、現代語の「降りる」に相当するものと推測できるので、
「降り／ず（降り／ない）」となり、
「ず（ない）」の直前には「り」（＝イ段音）が現れます。
したがって上二段活用だと判断できます。
