Question

ぴぴ

古文　給ふの敬語の働きの識別の問題です。

謙譲語の給ふは『思う』につくことまでは理解したのですが、どうしてオの思したたせたまへるが尊敬であるのかわかりません。

解答にはアイエオが尊敬でウが謙譲とあります。
よろしくお願いします。

作者のが疲れている一文化教
今和歌
問1
傍線部A~Eの「たまふ」の中で、敬語の働きが異なるものを一つ選び、その記号をマークしなさい
は2
を次の中から
その心子
A
問2
ア参らせたまへ
B
イ 生れたまはむ
ウ 思ひたまへられて
D
エ帰りたまひぬ
E
オ思したたせたまへる
ウは謙譲
アイは、木は尊敬
謙譲の「給山」
18.
7」「見る」「聞く」「知る」
にしか付かない。
給は、ひ
ひふつ尊敬
給ふる・ふれの謙譲
「などてか。なほもろともに」 のことばに込められた上の気持ちとして、もっとも適切なものを次の中
その記号をマークしなさい。解答番号は33

Answer 1

✨ 最佳解答 ✨

r

オでは、
思したた / せ / たまへ / る
のように分けることができます。

｢思したた｣は、尊敬の本動詞、タ行四段｢思したつ｣の未然形です。
｢せ｣は使役尊敬の助動詞の｢す｣の連用形です。(｢す｣は未然形接続です。)
｢たまへ｣は尊敬の補助動詞、ハ行四段｢たまふ｣の已然形です。
｢る｣は完了の助動詞｢り｣の連体形です。(サ変の未然形、四段の已然形に接続)

｢せ＋たまふ｣のようになった場合、
｢たまふ｣は尊敬の補助動詞になります。
(四段活用の｢たまふ｣は尊敬です。)

助動詞｢せ｣が尊敬であるなら、
｢せ＋たまふ｣で最高敬語(二重尊敬)となります

これは、｢ア｣も同様のことが言えますね。

余談にはなりますが、
｢ウ｣の｢たまへ｣は、下二段活用なので、謙譲語であるということがすぐに分かります。
どうして下二段活用であるかが分かるのかというと、
直後にある｢らる｣が未然形接続の助動詞だからです。
未然形の時に｢たまへ｣となるのは、
へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ
となる下二段活用しかないからです。下二段活用の｢たまふ｣は謙譲語なので、これを見た瞬間に、ア、イ、エ、オの選択肢は考える必要がなくなります。｢接続を覚える｣ということは後々重要になってくるのです。