問3 次の文章を読み, 後の(1)~(3)の各問いに答えよ。
中和滴定によって食酢中の酢酸の濃度を求めるために,次の操作1~3を行った。
操作1 食酢を10.0mL はかりとり 10倍にうすめた。
操作2 操作1でうすめた食酢を100mL はかりとり
(a) フェノールフタレイン溶液
を2滴加えた。
操作3 操作2の食酢に(b) 0.10mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を滴下していき、
溶液の色が薄い赤色に変化し、振り混ぜてもその色が消えなくなったときの滴
下量を測定した。
(1) 下線部(a)について,フェノールフタレイン溶液を加えたとき,水溶液が赤色を
示す物質として最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選び、番号で答えよ。
1
塩化アンモニウム
2 塩化ナトリウム
3 硫酸アンモニウム
4 硫酸水素ナトリウム
5 炭酸ナトリウム
(2) 下線部 (b) の操作では,図1のような実験器具を用いた。 この実験器具の名称を
答えよ。
図
0.0°
C
(3)操作2~3を数回くり返したところ, 操作3で測定された滴下量の平均値は
7.50mLであった。 うすめる前の食酢中の酢酸のモル濃度は何mol/L か、 有効数
字2桁で答えよ。ただし、食酢中に含まれる酸は酢酸のみとする。