Japanese classics
高中

なり、たり活用の所で
「いと」をつけて不自然だと名詞+なり
になるとかいてたのですが
「はばかりなる」がだめな理由が分かりません

解説の現代語訳では
はばかりなることながら→恐縮であることだけれども
と書いていてこれに「いと」をつけても
「とても恐縮であることだけれども」になって
別に変じゃないと思うんですけど、、納得がいきません😭

設問解説 し 問1 形容動詞は、物事の性質・状態、人の心情を表す。 活 用語尾は「なら」「なり」「に」「なる」「なれ」「たら」「たり」 「と」「たる」「たれ」なので、それをもとに探すのもよいだろ う。それぞれの語の終止形は「せちなり」「つつましげなり」 「おろかなり」で、どれもナリ活用である。 「せちなり」は〈熱心である〉の意。「つつましげなり」は 「つつまし」という形容詞に「げなり」がついて形容動詞とな ったもの。古語の「おろかなり」は多く〈疎かである〉の意 となるが、ここは現代語と同じ〈愚かである〉の意。 おろそ なお「はばかりなる」は、「いと」をつけると「いとはばか るり)」となり、意味が通らないので「名詞+なり」。 問2 三つとも重要古語である。⑥の「さはり」は、「触り」 「

解答

「いと」を付けて識別するという方法は、それで分かる場合もある、というものです。万能とは言えず、その単独での結果を鵜呑みにしてはいけません。ただの原則です。

形容動詞とは 名詞+なりorたり から生まれたものであり、 状態を表す名詞+なり に「いと」をつけても意味が通ってしまうんです。

また、は ば か り=恐縮 は、

動詞「は ば か る」
(遠慮する。差し障りを感じる。気兼ねする。恐縮する。)

という動詞が名詞化したものです。(連用形が名詞になった、「転成名詞」)

とても恐縮です。

と、これだけ、つまり単独で捉えれば一見通じるように感じますが、

とても遠慮です。

これだと変ですよね。

そもそも、古語と現代語とで品詞が違っているパターンはかなりあります。

例えば、「あやし」という形容詞。
現代語訳すれば、「不思議だ、変だ」と「形容動詞」のように訳すはめになりますが、古語「あやし」では形容詞ですよね🙂‍↕️

少しでも理解の助けになれば幸いです🙇‍♀️

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