Physics
高中

⑷でどうしてX軸方向の運動方程式しか成り立たないのか、Y軸方向のことは考えないのかというのと、
どうして重心で考えているのかがよくわかりません

34円運動 万有引力 ◇47. 〈半円形状の面にそった円運動〉 図のように, 半径Rの半円形のなめらかな面を もつ質量Mの台が水平でなめらかな床面上に固 定されている。 半円形の端点Aから質量mの小 A m 0 R 0 物体を静かにはなす。小物体の位置を,小物体とRsing 円の中心を結ぶ線分と水平線 OA がなす角度 0. 0で表す。 また、床面には水平方向右向きにx軸 をとり、半円形の最下点の位置を x=0 とする。 重力加速度の大きさをgとして,次の問いに答え よ。 (1) 小物体が角度0の位置を通過するときの速さ」 を求めよ。 M x 0 (2) このときの小物体が台から受ける垂直抗力の大きさ N と, 台が床面から受ける垂直抗力 の大きさFを,R, M, m, sine, gの中から必要なものを用いて表せ。 また, 横軸に角度 0,縦軸にNとFをとり, Nは実線, Fは破線としてグラフをかけ。 グラフでは, とし、適切な目盛りを振ること。 次に,台の固定を外して小物体をAから静かにはなす。 M = =4 m >+ (3) 小物体が角度の位置を通過するときの速さと,台の速さ Vを,R, M, m, sin 0, X gの中から必要なものを用いて表せ。 このときの小物体の水平方向の位置 x2 と, 半円形の最下点の水平方向の位置 X を R, M, m, cose を用いて表せ。 〔23 電気通信大] 必解 48. 〈ケプラーの法則〉
ヒント 47 〈半円形状の面にそった円運動 (3)x方向は運動量保存則が成りたつ。また,小物体と台をあわせた全体では力学的エネルギーが保存する。さらに,台 から小物体を見ると円運動となることを利用する。 (4)運動量保存則が成りたつときは、重心の速度は一定値になり、重心は静止、もしくは等速直線運動する。 (1)小物体にはたらく力は,中心方向を向く垂直抗力の大きさをNとおくと, 図のようになる。この垂直抗力は小物体の速度と常に直交するので仕事 をしない。よって力学的エネルギーが保存する。 重力による位置エネルギー の基準を小物体の角度0の位置にとると 0+mgRsin0=- mv,²+0 よってv=√2gR sin0 (2)小物体は円運動するので,中心方向の運動方程式は U1 R Rsin 0 mg 図a m =N-mgsine となる。よってN=m- +mgsine R 2gRsine コ心) =m- R +mgsine (1式より) =3mgsin0 向の力のつり r また、台にはたらく力は図b (台を固定するのに必要な水平方向の力は書い ていない)のようになるので,鉛直方向の力の つりあいの式は F=Nsin0+Mg =3mgsin20+Mg (②式より) N.F 7mg =(3msin'0+M)g 4 M VE =4 のときのグラフは m ong =4mg/ Amg- 3mg E M F=3mg/sin20+ Jap 3m sin' B mg =3mg(sino 43 it singになっても 0 の分 π であるので図cのようになる。だいたいの形図c 2 変わらない r (1+sing) (3) 小物体と台が互いに及ぼしあう垂直抗力の大きさをNとおくと, はたら く力は図dのようになる。 x方向は互いに力を及ぼしあうだけなので 運 動量保存則が成りたつ。 鉛直上向きにy軸をとって, 小物体の速度を (u2x, U2y), 台の速度を (U, 0) とおくと N N Nsing Mg 図 b mu2x+MU= 0 VE 遠心力 ーるので <あの位置) 方向の力のつり となる。また,小物体と台をあわせた全体の力学的エネルギーが保存す <⑨の位置> 軸方向の運動量保存 mg N 図d も no=mVE r 90° とすると となる。 0+0+mgRsin0= 1=12m(u242+u232)+1/12MU2+0 台から見ると小物体は円運動しており,小物体の台から見た相対速度 (u2x-U, uzy) と中心方向のベクトル (cose, sind) は常に直交する(図e)。 相対速度の大きさをひとすると, uzy が負であることに注意して、次の2式 が成りたつ。 vcoso=uzy vsin0=u2xU よって -Uzy U2x-U cos 0 sin O ③⑤式より 0≠0のとき 台から見た物体の速さ [ ひ Mg 0 (12-U, uz) 図e 物理重要問題集 47
Uzy COS-MU-U) sino COS B sino m L.M+mU m ③ ④ ⑥式より maRsino-1/2m(-Mt) +(col.M+mu (SONO M+MU)] + 1 MU²² m Asino よって 2mgRsin'0={M'sin'0+(M+m) cos'0+Mmsin20}U2 ゆえに (M+m)(M+mcos'0) U'=2m'gRsin'0 したがって、台の速さは ④の式場に ③ ⑥で求めた何 case uzy 48 だ円 (1) (1 (3) 物 (4)c) (5)無 (1) 重力 V=√U= 2m2gRsin'0 V(M+m)(M+mcos') 2m'gRsin'0 (M+m)(M+m-msin20 また、小物体の速さは 2 = u2x M = m cose M+m +1 [U ③ ⑥ sine m xU2 masin20 = M2sin²0+ (M+m)2 cos'日 M'sin'0+ (M+m) cos202gRsino (M+m) (M+m cos26) (M+m)-m(2M+m) sin202gRsine (M+m)(M+m-msin'0) Vおよび v2 は 0=0, π で V=v=0 となり,この場合も成りたつ。 (4)x方向については運動量保存則が成りたち, 重心の速度は一定値で, 重心は静止, もしくは 等速直線運動する※Aことになる。 この運動 では、運動量の和は0なので, 重心の速度も 0, つまり、図fより重心は初めの位置である (2) 力学 Dit. (3) 「向 よって 「周 (4)a) 点 (b) A 一般に,運動量保 35 -R x 0 mx(-R)+MX0 m 則が成りたつときの重心は 止, もしくは等速直線運動 る。 FR (c) m+M m+M 図 f mv+MV=一定 のまま静止する。 よって のとき重心の速度 ひも mx2+ MX m R UG= m+M m+M mv+MV -=一定 m+M ゆえに mx2+MX=-mR となる。この一定値が0のと が成りたつ。 一方, 台から小物体を見ると, 図 きは静止する。 (5) Rose gより x2-X=-Rcos A ⑦ ⑧式を連立させると, x2 と X が求まる。 (m+M)x2=-mR-MRcoso したがって x2=-- m+M cos 0 -R m+M X = x2+Rcos (⑧式より) (1-cosm R m+M X2 X 図g な よった 飛び なら しない ように また、 ように Cでの 力学 Vo =2 よっ

解答

少し難易度高めの解説をします。
運動量の式は運動方程式を時刻で積分をしたものになります。
加速度を時刻で積分すれば速度になり、力を時刻で積分したものが力積になります。
例としては、ma=Fを時刻で積分すると
mv1-mv2=fΔt的な感じです。
そして、ある2つの物体に対してそれぞれ運動方程式をたて、それらを時刻で積分したものを連立すると、
(mv1-mv2)+(MV1-MV2)=fΔt+FΔtとなります。
この時、右辺が0になる時、整理すると
mv1+MV1=mv2+MV2となり、運動量保存則の式ができます。つまり、2つの物体に関して考える時はf=-Fとなるのが条件というイメージです。

これを覚えて頂いた前提で、問題の解説に入ります。
今回、xy軸に分けて考えている訳ですから、運動方程式もそれぞれ分けて作ります。
ボールと台のx軸は接触部分の抗力分解した力のみ。
ただ、y軸はそれぞれ重力があります。
なので、x軸は上記の計算をしても、互いに同じ力なので打ち消しあいます。
ただ、重力は互いに違うので打ち消し合いません。
なので、y軸は運動量は保存しません。

また、重心に関心ては
まず、今回は座標について問われてます。
なので、mv1+MV1=mv2+MV2の式を更に時刻で積分をします。(速度を時刻で積分をすると座標になるので)
mx1+MX1=mx2+MX2となります。
ここで、両辺をm+Mで割ると、重心の式になります。
ただ、今回は別にm+Mで割る必要はないので、
本来は重心を考える必要は無いので、
上記の式にそれぞれの座標を代入します。
x1とX1を、初期の座標、x2とX2をx2とXとします。
そうすると、m(-R)=mx2+MXが出てきます。
ただ、今回は変数が2つあるのに対し、式が1つしかありません。エネルギー保存則を考えてもどうしようもなく、運動量も既に使ってます。
この場合は、最終手段として拘束条件を適用するしかありません。今回の場合、この運動が成り立つための条件として、常にボールと台が接触している必要があります。
(拘束条件を考える時は、基本的に座標に固定される条件があるはずなので、考え方は経験則として覚えて貰えると助かります。よくある問題集ではこれを微分して加速度の式にしたものがよく用いられます。)
このことから、X-x2=Rcosが常に成り立ち続けるということになります。
これで、2つの式が作れたので、後は連立します。

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