✨ 最佳解答 ✨
アンモニアは水と一緒になることで、初めて塩基性を示すからです。
塩基性の正体は、OH⁻です。ちなみに、酸性の正体はH⁺となりますが。
NaOHやMg(OH)₂は、水に入れて電離することで、自身からOH⁻が出てきますので、なんとなく塩基性を示すことは理解できますよね。
でも、NH₃はこれ自身からはOH⁻が出てきませんよね。そもそもO原子が無いですし。
NH₃が塩基性を示すのは、H₂OのH原子を1つ奪って、OH⁻が残るからです。
ですので、OH⁻を出すH₂Oが無いと、そもそもNH₃は塩基の役目を果たさないわけです。
したがって、中和反応を考える時、アンモニアは必ず水とセットで反応式にかきます。