「1866年に輸入関税が20%から5%に引き下げられたから」が答えなのですが、なぜ引き下げられると輸入額が輸出額を上回るのかを教えて欲しいです！
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輸入関税が20%の時に、
100万円分輸入しようとすると20万円を税金として納めないと輸入できません。
20万円も税金で払ってしまうと、単純に利益が少なくなるから、売る値段を上げないといけなくなります。
でも値段を上げると、消費者は買ってくれません。
なので、売る側はたくさん輸入することは出来なくなります。
しかし、輸入関税が20%から5%に下げられると、今まで20万円払っていた税金は5万円で済みます。そうすると、売る側はもっと値段を安く出来ますよね。そして、値段が安くなると消費者はたくさん買ってくれます。なので、売る側はたくさん輸入することができます。
だいぶ簡略化していますが、こういう感じです。
同じ物を国内と国外で生産する場合、
技術や人件費の違いにより
生産物の価格に差が生じます。
国外で生産されたものが格段に安い場合、
それをそのまま国内に輸入してしまうと
国内の生産物は高いので売れなくなり、
生産者はやっていけなくなってしまいます。
そこで関税を設けて輸入物に一定の関税をかけると
関税分を上乗せした価格で売らざるを得なくなり、
国内の生産者が対抗できるようになります。
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