質量mの自動車Aと質量
Mの自動車Bが,図に示され
るように,水平な路面上を左
から右にともに速度 voで等
B
A
→ Vo
m
→ Vo
O
-Lo
速走行していた。このとき両自動車の車間距離は Lo であった。
時刻t=0 において, 自動車 Aのブレーキがかかり,その瞬間自動
車Aのタイヤは完全に停止し,その後自動車Aは路面上をすべり
ながら減速しやがて停止した。一方,自動車Aのブレーキがかかっ
てから時間6後に, 自動車 Bのブレーキがかかり,その瞬間自動車
Bのタイヤの回転は完全に停止し,その後自動車Bは路面上をすべ
りながら減速し, やがて自動車Aに追突することなく停止した。
自動車 A のタイヤと路面との動摩擦係数を μA, 自動車Bとタイ
ヤと路面との動摩擦係数を Ms, 重力加速度をgとするとき,以下の
問いに答えよ。 空気抵抗は無視できるものとする。
(1) 自動車 Aのブレーキがかかってから,自動車 Aが停止するま
での時間をな とするとき,なを v0, 1Has g を用いて表せ。
(2) 自動車 A が停止するまでに路面上をすべった距離を La とす
るとき,La を Vo, 1Hh, g を用いて表せ。
(3) 自動車Aのブレーキがかかってから自動車Bが停止するまで
の時間をsとするとき, なをto, vo, 1MB, g を用いて表せ。
(3)の時間sの間に, 自動車Bが走行した距離と路面上をすべっ
た距離の合計値を Le とするとき, Le を to, vb, 4s, gを用いて表
せ。
(5) 両自動車がともに停止したときの車間距離を L.とするとき,
L」 を Lo, lo, U0, 1Hh, 148, gを用いて表せ。