226. 組換え価と染色体地図 ●ある生物の4対の対立形質を現す遺伝子には, A, a, B,
b, C, c, D, dの8つがあり, A, B, C, Dが優性遺伝子, a, b, c, dが劣性
遺伝子で, A と a, Bとb, Cとc, Dとdがそれぞれ対立遺伝子の関係にある。 いま、
「ある遺伝子型が不明ですべて優性形質を示す個体」と「すべて劣性形質を示す個体」を交
雑させた。その結果を2対ずつの形質に着目すると, 次世代の表現型は次のようになった。
なお,表現型はすべて [ ]で表す。
① A(a)とB(b)について, [AB] [Ab]: [aB]: [ab]=1:1:1:1であった。
② A(a)とC(c)について, [AC]: [Ac]: [aC]: [ac]=3:1:1:3であった。
③
A(a) と D (d)について, [AD]: [Ad]: [aD]: [ad] =1:4:4:1であった。
4 C(c)と D (d)について, [CD]: [Cd]: [cD]: [cd] =1:19:19:1であった。
問1. 交雑に用いた優性個体についてA(a), B (b) に関する遺伝子型を答えよ。 また, 劣性
のホモ接合体をかけ合わせる交雑を何というか。 AmBb.
⑧ AuBb. 質問の意味が
問2.①~④ の結果から, それぞれの遺伝子間の組換え価を求めよ。
わからない。
間 3.① ~ ④ の結果から、 同じ染色体に存在すると考えられる遺伝子の組み合わせを答え
よ。 また,それらの遺伝子と独立の関係にある遺伝子を答えよ。
間4. 問2で求めた組換え価をもとに, 連鎖している遺伝子の染色体地図を作成せよ。 な
お,染色体地図は, アルファベットの若い文字を左端に置いて作成することとする。