重要 157 中和滴定 食酢中の酢酸CH3COOH の濃度を求めるため、次の(I)~ (M)の手順で
実験 実験を行った。 ただし, 食酢中の酸はすべて酢酸とし、食酢の密度は1.00g/mLとする。
分子量 CH3COOH = 60.0, 式量 (COOH)2・2H2O=126, NaOH=40.0
(I) 固体の水酸化ナトリウム NaOH 約2gをはかり取り 500mLの水溶液とした。
(II) シュウ酸の結晶 x
具Aに移して正確に 0.0500 mol/L水溶液200mL をつくった。
1gをはかり取って少量の純水に溶かし, 容量200mL の器
(II) (II)の水溶液10.0mLを器具Bでコニカルビーカーに取り、指示薬を加え, 器具 C
に入れた(I)の水溶液で中和滴定すると、 中和に要する (I) の水溶液の量は 10.0mL
であった。
(IV) 水で10倍にうすめた食酢 10.0mLをコニカルビーカーに取り、指示薬を加え,
器具Cに入れた (I)の水溶液で中和滴定すると,下表の結果が得られた。
2回目
3回目
7.70
15.19
15.19
22.84
実験回数
はじめ [mL]
滴定後[mL]
1回目
0.20
7.70
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(1) 器具 A~C の名称を答えよ。
(2) 共洗いが必要な器具はA~Cのうちどれか。 すべて選び, その理由も記せ。
(3)
の値を求めよ。
(4) 操作(I)の段階で, 水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度は約何mol/Lと推定できるか。
(5) 操作(II)の結果から, 水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度は何mol/Lか。
記述 (6) 操作(IV)で用いる指示薬がフェノールフタレインではなくメチルオレンジである場合.
中和までに必要な滴下量はどのように変化するか。 滴定曲線を作図した上で説明せよ。
(7) 操作(IV)における, 中和の化学反応式を書け。
記述 (8) 操作 (Ⅲ) を (IM)の前に行う理由を. 「水酸化ナトリウム」の語を用いて句読点を含めて50
字程度で説明せよ。
(9) 操作(V)の結果から, 10倍にうすめた食酢中の酢酸のモル濃度は何mol/Lか。
(10) 食酢中の酢酸の質量パーセント濃度(%) を求めよ。
4回目
0.18
7.69
結果の入力
Step3-1