124. バイオームに関する次の文章を読み、以下の問いに答えよ。
日本列局ははば温帯に属する。各地で十分な際水量があるが、南北に長いことから地域による
年平均気温の遅いがあり,それに応じたバイオームの違いが見られる。このような,緯度に応し
たバイオームの分布を( A )分布という。
また,標高が100m 上昇するごとに0.5℃気温が低下するため,同じ地域でも気温の違いに応じた
バイオームの違いが見られる。このような、標高に応じたバイオームの分布を( B )分布という。
バイオームの分布は,各地域における暖かさの指数を指標にして説明することもできる。暖か
さの指数とは,1年のうち月平均気温が5℃をこえる月について,各月の平均気温から 5℃を引い
た値を求め,それらを合計した値である。暖かさの指数が 15~45では針葉樹林, 45~85では夏
緑樹林,85~180 では照葉樹林,それ以上では亜熱帯多雨林が分布する。ここで、日本国内のあ
る地域の,標高 100m の地点での月平均気温を調べると,表のようになった。
月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月| 11月| 12月
平均気温(℃)
15
11 3
1
2
5
10
15
19
26
24
20
クロ
(1)文章中の空欄にあてはまる語句を答えよ。
(2) この地点の暖かさの指数と,成立すると考えられるバイオームをそれぞれ答えよ。
暖かさの指数… バイオーム…[
(3) この地点に成立するバイオームを特徴づける植物の生活形(環境に応じた形態)を, 次の(ア)~(エ)
から1つ選べ。
(ア)常緑針葉樹
(4)この地域の標高 700mの地点で成立すると考えられるバイオームを答えよ。ただし, 気温は文
生している
間,
(エ) 落葉広葉樹
(ウ)常緑広葉樹
(イ)落葉針葉樹
e
[17 金沢工大 改)
章中の下線部のように変化するものとする。