遠藤さくら 5年弱前 R-COOHがほんの少しR-COO-(マイナス)とH+ に電離しているからです。 seahawks 5年弱前 電気陰性度(簡単に言えば電子e-を引っ張る度合いのこと。値が大きいほど引っ張る力が強い)は資料集で見ると O(3.4)>>C(2.5)>H(2.2) となっています。(値は覚えなくてよいです。強さの関係だけ頭に入れてください) また、CとOの間が二重結合と単結合とで比べるとOの引っ張る強さは二重結合のほうが強いです よってカルボン酸R-COOHのCOOHに着目するとC=OとC-Oで引っ張り合いますが先ほどのように二重結合のほうがつよいのでC=Oが勝ちます。その結果C-Oの共有電子対がC側に引き寄せられます。C-OのOは電子が足りなくなります。そこで隣にあるHから共有電子対を引き寄せ電子を一つもらってO^-となり RCOO^-は負に帯電、Oに電子を奪われたHは正に帯電するのです。これによって水溶液中では他の方が仰るように電離します。 補足 電気陰性度は以下のように覚えておけばよいです。 F>O>N>=Cl>C>H>金属(Na やKなど) ほんとう(等→=)(に)くるっちゃ(う)金属 水素結合はHとF,O,Nの結合です。 ちなみにClはNよりも電気陰性度は大きいですが、結合やイオンに関係するのは価電子のみであり、Nは第2周期、Clは第3周期にあるため、原子核の陽子の数がClのほうが多い。そのため、Cl原子はN原子よりも電子を手放しにくく、水素結合はしないです。 この回答にコメントする
電気陰性度(簡単に言えば電子e-を引っ張る度合いのこと。値が大きいほど引っ張る力が強い)は資料集で見ると
O(3.4)>>C(2.5)>H(2.2)
となっています。(値は覚えなくてよいです。強さの関係だけ頭に入れてください)
また、CとOの間が二重結合と単結合とで比べるとOの引っ張る強さは二重結合のほうが強いです
よってカルボン酸R-COOHのCOOHに着目するとC=OとC-Oで引っ張り合いますが先ほどのように二重結合のほうがつよいのでC=Oが勝ちます。その結果C-Oの共有電子対がC側に引き寄せられます。C-OのOは電子が足りなくなります。そこで隣にあるHから共有電子対を引き寄せ電子を一つもらってO^-となり
RCOO^-は負に帯電、Oに電子を奪われたHは正に帯電するのです。これによって水溶液中では他の方が仰るように電離します。
補足
電気陰性度は以下のように覚えておけばよいです。
F>O>N>=Cl>C>H>金属(Na やKなど)
ほんとう(等→=)(に)くるっちゃ(う)金属
水素結合はHとF,O,Nの結合です。
ちなみにClはNよりも電気陰性度は大きいですが、結合やイオンに関係するのは価電子のみであり、Nは第2周期、Clは第3周期にあるため、原子核の陽子の数がClのほうが多い。そのため、Cl原子はN原子よりも電子を手放しにくく、水素結合はしないです。