古文
高校生

敬語の補助動詞と普通の敬語はなにが違うのですか??

回答

補助動詞ですと、その本来の意味を失ったものと考えます。

現代語で考えますと、

「ミニーの画像を検索してみる。」のみるはLookではありませんよね。
この文の動詞に当たるのは「検索する」でしょう。
では、この「みる」は何かと言いますと補助動詞というものです。
Lookと言う意味を持たない動詞、本来の意味を持たず動詞にくっついているものを指します。
(他には着物を着て【みる】。成功して【みせる】など)

古語も同様です。

例として給ふを扱うと、
給ふは尊敬語として扱われる場合はお与えになる、くださるという意。
しかし補助動詞になった時は、くださると言う意味はなくなり、動詞にくっつくかたちで「〜(ており)ます」「〜なさる」と言う意味になります。
思ひ給ふ→思っ【ております】
泣き給ふ→泣き【なさる】
お神酒給ひ、〜→お酒をくださり、〜

このような回答でよろしいでしょうか。

のん

補足
違いについて言及し忘れておりました。

普通の敬語は意味を持ち、尊敬語か、謙譲語かで敬意の方向を示します。
敬語の補助動詞の場合はそのくっついている動詞の意味のまま(自身の動詞の意は持たない)、尊敬、謙譲語かで敬意の方向を示します。
簡単にいってしまえば、補助動詞は動詞を丁寧な印象に変える感じですね

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