✨ ベストアンサー ✨
火砕流は基本的には密度が大きく、下に流れ下ることが多いです(もちろん上に上がるものもありますが)。この時重要な指標は火砕流がどれぐらい生成されたか、つまり火砕流の体積です。体積が大きいほど大規模なものになり、被害は甚大になるからです。なので、あまり高度は指標にはしませんね。水平方向の広がりも地形によって異なりますが、日本で火砕流の被害がもっとも酷かったもののうちの一つである、雲仙普賢岳での火砕流では4km以上流れたとされています。
火山ガスですが、これは測定は非常に難しいのではないでしょうか。というのも、火山ガスの多くは水蒸気ですから、どこまで登ったのかやどれくらい広がったかを測るのは難しいと思います。この火山ガスも基本的には噴出した体積をよく指標にします。火山ガスは基本的に大気よりも重いため、谷底などがあればそこにたまりやすくなります。主成分は水ですが、そのほかにも硫化水素など猛毒のガスも含まれるため、見えないうちに人が死ぬということもあります。
もし課題などで広がりがどうしても必要ならもう少し詳しく調べようと思いますが、質問の答えになったでしょうか。
学校の課題で出てたのですごく助かりました!
ありがとうございます。