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火山灰と赤土の違いはなんですか?

回答

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赤土は赤い色をした土です。
鉄分が多く含まれていて、気温が高く、降水量が多いと酸化が進んで(錆びて)赤くなります。熱帯地方で見られるラトソルやそれが固結化したラテライトがそれです。
石灰岩が風化した地中海地方のテラロッサもテラ=土、ロッサ=赤ですから赤土です。
ブラジル高原のテラローシャは玄武岩や輝緑岩が風化したものですがこれも赤土の範疇です。
火山灰由来の赤土もありますが、火山灰由来のものが全て赤い訳ではなく、白、灰、黒など様々です。
したがって、「火山灰と赤土の違いは?」と言われても視点が違うので共通点が見い出せません。「火山灰」は火山噴火に伴って噴出する最もきめの細かい固形の火山噴出物のこと。「赤土」は赤い色を呈する土壌のこと。これが正確な説明になります。

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