_決めるのが遅く、一旦決めたら、変更するのが苦手な民族です。
_それは、今までの歴史の中で培われて来ました。島国であり、(陸続きではないから)外国から攻めこまれる経験がすくなかったこと。火山列島であり、火山灰の堆積で、土壌の栄養価が少ない土地が多かったこと、起伏が激しく、大規模な平野・平原がないこと、その為に選択した主食が、水田による稲作であったこと、稲作が苗を育てること、田んぼに苗を植えること、水田の水量を管理すること、稲を刈り取ること、稲を乾燥させること、脱穀すること、といもや果物を育てるのに比べ、とても複雑な手順が必要で、町・村総出でやらなければならなかったこと、そのため、リーダーが必要だったこと、米が保存がきく栽培植物であったため、貧富の差を生みやすかったこと。
_そう言った背景の中で育まれてきたミンゾク特性なのです。
なるほどなるほど
_韓国も、主食を水田による稲作にしたけれども、大規模平原が多く、また、険しく高い山も少なかったので、近代・現代では、大規模な機械化農業へと移行しやすかった。そこで、リーダーによる町・村総出の稲作から開放された。だから、米の価格は日本よりも低くなる傾向があり、農業従事者が小規模でも持続しやすくなる。だから、米食(米粉による麺類を含む)主体の食事習慣が今も続いている。
_こんな風に考えていけば、歴史も地理も政治も、ただ覚えるものではなくて、将来の自分やら、将来の日本やら、を、より良いものへと変えていく(ように努力し抗(あらが)う)ための方法を学ぶためのものだ、と言う見方を持てるよね。
そうですね
_陸続きで、直ぐに隣国から攻め込まれる事が多いと、早めに国の意思決定をする様になるよね。
_韓国は、ロシアやら中国やらに何度も何度も攻め込まれたから、すぐに国の意思決定をする様になった。でも、大統領が変わると、言うことはすぐ変わる。そう言うこと。